今年3月の記事で「企業主導型保育の詳しい設置場所を知るには、区役所へ問い合わせるしかない」と記載しました。
しかし、実は大阪市内の企業主導型保育の一覧表がこっそりと公表されていました。
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一覧表には詳細な住所・施設名・設置者・連絡先等が掲載されています。これを見れば、最寄の企業主導型保育がすぐに分かります。ぜひご活用下さい。
追記:保育利用調整では「2点加点」です
見落としがちな点です。
大阪市の保育所等利用調整では、認可外保育施設を利用している場合は「5点~7点」が加点されます。しかし、認可外保育の一種たる企業主導型保育を利用している場合には、「2点」のみが加点されます。
http://www.city.osaka.lg.jp/templates/chonaikaigi/cmsfiles/contents/0000397/397257/29011901.pdf
小学校入学まで企業主導型保育を利用する予定でしたら問題ないでしょう。しかし、一定の年齢(例:2歳児)までしか保育を行わない施設の場合、卒園後の新たな入所先が決まりにくいリスクがあります。
なお今後、加点内容は変更される可能性もあります。
私見ですが、利用中での転所ならまだしも、卒園に伴う転所では認可外施設利用者・地域型保育の卒園児(6点加点)と区別する必要はないのではないでしょうか。
現行の加点方式では、利用に二の足を踏みかねません。
先日、天王寺区の子育て情報博覧会で、企業主導型保育のブースに、妻が休職中のご夫婦が来られていて、保育園の方から、既に親が働いてないと預かれない(就労証明書が必要)と言われていました。
この制度の目的からしたら、当然なのかもしれませんが、認可外なので、誰でも入りやすいと勘違いされているご家庭も多そうですね。
なお、その保育園の方曰く、就労内定であれば、内定書を就労証明書の代わりに提出し、勤務開始後に、就労証明書と差し替えるというやり方でいけるかもしれないとの事でした。
今日は月初めでしたので、たまたま医療費の還付で訪れた天王寺区役所でも、待機で困っているお母さんたちが何人も空きの確認や、今後の相談にやって来ていました。皆さん一歳のお子さんで、育休延長中らしく、認可外等に預けてもいないそうで、このままではこれらのご家庭は来年度も無理だろうなぁと思いました。
また、先月で生後6ヶ月になった赤ちゃんのお母さんが、ひとまず途中入園の応募をしに来られていましたが、そちらも認可外に預けて加点などはされないようで、このままでは来年度は一歳学年でしょうから、恐らく難しいと、窓口で説明を受けていました。
たまたまそのうちのお一人と話をしたのですが、企業主導型保育の事を御存じなく、お伝えしたら大変喜ばれていました。天王寺区は窓口で説明していると思ったのですが、相談の仕方によって、していないご家庭も多いようです。
すみません、休職ではなく求職の間違いです。