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生後9ヶ月の女児が認可外保育施設で死亡した宇都宮トイズ事件の公判が行われています。被告人に対し、検察は懲役10年を求刑しました。
元経営者に懲役10年求刑 保育施設で女児放置死、宇都宮
2016/6/9 12:23
経営していた宇都宮市内の認可外保育施設で、体調を崩した女児を放置し死亡させた保護責任者遺棄致死罪と、男児らを縛った暴行罪に問われた元施設経営者木村久美子被告(59)の論告求刑公判が9日、宇都宮地裁(佐藤基裁判長)で開かれ、検察側は懲役10年を求刑した。
検察側は論告で「ずさんな保育の結果、言葉も話せない子どもが被害に遭っており、他に類を見ない悪質きわまりない犯行」と指摘した。
弁護側は「生存の保護が必要な状態と認識していなかった」などと主張し、保護責任者遺棄致死罪を否認、暴行罪は認めている。
保護責任者遺棄致死罪に対する一般的な求刑より重い様に感じました。それだけ悪質きわまりない犯行、と考えているのでしょう。
判決は15日に言い渡される予定です。