大阪市内では感染性胃腸炎・溶連菌・インフルエンザ・手足口病・突発性発疹等が流行しています。
我が家がお世話になっている保育所でもこうした病気に感染してしまった児童が発生していて、普段より欠席する児童が多い様子です。
市内ブロック別定点あたり患者数
1位
感染性胃腸炎2位
A群溶血性レンサ球菌
咽頭炎(溶連菌)3位
インフルエンザ4位
手足口病5位
突発性発しん北部 4.79 1.57 1.60 1.79 0.64 西部 5.80 1.10 2.20 1.20 0.40 東部 3.07 1.53 1.55 0.80 0.53 南部 4.11 2.06 1.30 0.44 0.67 大阪市計 4.30 1.63 1.60 1.00 0.58 北部:北・都島・淀川・東淀川・旭
西部:福島・此花・西・港・大正・西淀川
東部:中央・天王寺・浪速・東成・生野・城東・鶴見
南部:阿倍野・住吉・住之江・東住吉・平野・西成
大阪府内でも同様の傾向です。
【大阪府】手足口病 再び増加
第15週は前週比6.4%増の2,393例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、手足口病、突発性発しん、水痘の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ6.2、2.1、1.4、0.6、0.6であった。
感染性胃腸炎は前週比2%増の1,245例で、南河内9.8、中河内9.0である。 A群溶連菌咽頭炎は16%増の416例で、堺市・中河内2.9であった。
手足口病は46%増の275例で、泉州2.5を筆頭に北河内2.3、中河内2.0と続く。水痘は8%増の114例であった。
第6位の伝染性紅斑は10%増の77例で、定点あたり0.4となった。3週連続で増加している。
インフルエンザは31%減の370例で、定点あたり1.2となった。
麻しん、風しんの報告はなかった。
受診している小児科ではおたふく風邪・ペルパンギーナに感染した児童も少なくない、という話を聞きました。
(かかりつけ医と仲良くなると、周辺地域の感染症情報等も聞けて有益です。)
4月からの慣れない新生活に加えて気温の変動が激しく、体力が低下した所で感染してしまった児童が少なくないのかもしれません。
こうした感染症は保育所で蔓延しやすいものです。
大阪市ウェブサイトには「保育施設における感染症お知らせ資料集」があり、上記の各感染症毎の症状一覧も掲載されています。
月並みな話となりますが、規則正しい生活・しっかりとした食事を摂り、お子様の体調の異変に気付いたら早急に医療機関で受診する様に心がけて下さい。
受診するのが遅れると病気からの治癒にも時間が掛かってしまいます。
また、そのまま登園してしまうと病原菌を保育所等でまき散らしてしまい、他の児童・家庭や保育所等に迷惑を掛けてしまいます。
勤務先や同僚の負担にはなってしまいますが、休暇を数日間ほど取得し、お子様の看病にあたって下さい。
仕事は他の人でもできますが、お子様にとっての保護者に代わりはいません。
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