大阪市は市内在住の小学5年生〜中学3年生を対象とした、習い事や学習塾等の費用を月額1万円まで助成する「大阪市習い事・塾代助成事業」を実施しています。所得制限はありません。

週1回程度の習い事であれば、多くは月謝の全額が助成されます。学習塾等では月額1万円の助成では足が出てしまいやすいですが、家庭では残額を負担するだけで済みます。我が家も利用しています。

助成事業によって学校外教育費負担が軽減される一方、「習い事が以前より混んでいる」という話を何度も聞きます。中には「せっかく助成されるのだから、何かしらの習い事をしなければ損だ。」という考えもあるでしょう。

また、学校外教育を促進する事により、いわゆる「教育格差」を助長してしまう側面もあります。所得制限があった当時は格差を縮小させる効果がありましたが、制限撤廃によって性質が大きく変わりました。

先日、大阪市習い事・塾代助成事業利用登録申請に関するご案内(令和8年4月〜令和9年3月利用分)が届きました。

対象となる子供が自動的に適用されるのではなく、申し込みや年1回の更新申請が必要です。

令和8年4月から利用するための申請期限は「令和8年1月16日(金)」です(郵送は必着)。意外に短いです。忘れない内にオンラインにて手続きを済ませました。

新年度も引き続き助成事業を利用したい方はもとより、何かしらの習い事等を検討している方も早めに申し込むようにしてください。

4月から利用するための申請期限が1月中旬とされている事からも分かる通り、申請してすぐに利用できる仕組みとはなっていません。一定の時間が必要です。助成対象なのに、申請が遅れて助成されないのは勿体無いです。