両親が運営会社の代表・施設長を務める小規模保育「チャイルドシティしんでん」(埼玉県草加市)にて勤務する役員が、園児の水筒に「尿」を混入させた疑いで逮捕されました。
男の子の水筒に尿を入れて使えなくしたとして、警察は5日までに、この保育園の役員を務める男を逮捕しました。
男は「園児を怖がらせて言うことを聞かせようとした」と話しているというこです。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、草加市草加の会社役員、三浦敏文容疑者(24)です。
警察によりますと、三浦容疑者は3日、午前10時15分ごろから午後2時半ごろまでの間、役員を務める「チャイルドシティしんでん」で、男の子の水筒に尿を入れて使えなくさせた疑いが持たれています。
男の子の母親が、草加警察署に「息子が保育園から帰ってきた際、水筒に黄色の液体が入っていた」と相談したのをきっかけに発覚しました。
警察の調べに対して、三浦容疑者は「水筒に尿を入れて園児を怖がらせて言うことを聞かせようとした」と、容疑を認めているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c7e79405a14236fb1491ad77f90499c69058adc
埼玉県草加市の小規模保育園で、園児の水筒に尿を入れて使えなくしたとして、県警は5日、保育園の運営会社役員、三浦敏文容疑者(24)=同市草加3=を器物損壊容疑で逮捕したと発表した。「園児を怖がらせて言うことを聞かせようとした」と容疑を認めている。
逮捕容疑は3月3日、自身が勤務する保育園で、通園する3歳未満の男児の水筒に尿を入れて使えなくしたとしている。
帰宅後に男児の母親が水筒に入れていた水の異変に気付き、同日夜に草加署に相談して発覚した。県警は詳しい動機や他に同様の被害がないか調べる。
草加市保育課によると、事件があったのは市認可の小規模保育園で、三浦容疑者は2020年11月から勤務していた。市は職員の逮捕を受けて同園での園児受け入れを停止し、通園している3歳未満の園児7人は近隣の公立保育園で受け入れているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2364f52776a64befca0fc7ba9c6934273f76fa74
チャイルドシティしんでんは東武伊勢崎線新田駅に近い、草加市金明町にあります。1階がコンビニ、2階に複数の診療所が入居するメディカルモール内に設置されています。0-2歳までの子供を預かる、小規模保育事業です。
園の詳細は草加市保育所等情報提供シートに掲載されています。
設置主体は株式会社チャイルド(保育施設や子供向けの遊具や教材等を販売している同名企業とは別)です。同社の代表者及び同園の施設長は、被疑者と同じ三浦姓です。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/GECA110010.do?screenId=GECA110010&action=dispDetailBtn&kJNo=1110001645351&kJKbn=1&jGSHNo=ov%2FACA%2F6gEGMKJmulKMMVA%3D%3D&fullPart=2&iNFTeikyoRiyoDtiID=&kSNo=&newArrived=&tatZngy=1&shogaiKbn=0
これらから、同園はいわゆる同族企業によって運営されていました。逮捕された被疑者も同社の役員に就任し、保育施設の運営等に携わっていました。ただ、「保育士」とは報じられていない事から、保育士資格は有していないと考えられます。
同族による保育所等の運営は、様々な歪みを引き起こす一因となります。園児に暴行して逮捕された保育士が働いていた東京都墨田区の保育所も、園児に虐待をした保育士が働いていた東京都日野市の保育所も、運営会社の代表や施設長を身内(親)が務めていました。
親が大きな権限等を有していると、子供が保育所等で問題行動をしてもなかなか諫められません。注意や指導等を行おうとしても、親に報復される懸念があります。黙認するか、何も言わずに去るかの二択となりがちです。
「水筒に尿を入れて園児を怖がらせて言うことを聞かせようとした」とする被疑者の動機も稚拙です。こうした行為に0-2歳児の園児が怖がるとは考えにくく、仮に怖がったら真っ先に疑われます。0-2歳児が怖がるのはお化けや鬼です(個人差はあります)。
水筒の中の異物に気付いたのは母親でした。私も同じ立場に立ったとしたら、水筒の中に残っているお茶を流しに流す際に「あれ、いつものお茶と色や臭いが違う。」と気付くでしょう。
ただ、初回は「思い違いかも」と感じ、そのまま流してしまいそうです。しかし、少し警戒する二度目以降は「やっぱりおかしい」と思い、保育施設へ問い合わせるでしょう。その返答に納得がいかなければ、市役所へ相談します。
今回は3日に水筒へ尿を混入し、早くも5日に逮捕されました。3日もしくは4日に警察署へ相談したと考えられます。非常に素早い動きでした。
こうした行為を行った被疑者に対し、運営会社の代表や施設長を務める両親のガバナンスは全く効いていませんでした。草加市が園児の受入を停止するのは当然です。同園は廃園を免れません。
この園は、3年くらい前まで無認可でした。
5歳まで預かっていましたが、ただをこねる子がいれば親に連絡して迎えに来させる。
食事は食べ終わるまで放置、無理やり口の中に押し込み子どもが吐き出すとそれを又、口に入れる三浦まゆみ
1.2歳の子どもでもガーリックパウダーがかかったハートチップスやポテトチップスです。
職員も気に入らないと、明日から来なくていい宣告で退職者も多いです。
コメントありがとうございます。
その通りの話でしたら、保育施設として継続していたのが不思議なぐらいです。利用者からの苦情が草加市役所へも届いていた筈ですが、市は対応しなかったのでしょうか。
問題がある保育所等は職員の出入りも激しいです。転職先には困らない業界なので、自ら見切りを付けて退職した職員も多いかと思います。