令和8年度(2026年度)大阪市保育所等一斉入所における各保育所等毎・年齢毎の募集予定人数が公表されました。同時に入所申込に必要な面接予約(オンラインで申込)も始まりました。
各保育所等毎・年齢毎の募集予定人数の詳細は大阪市ウェブサイト、もしくは大阪市役所ウェブサイト更新情報(非公式):保育からご覧頂けます。
注意して欲しいのは、あくまで公表されているのは「現時点での募集予定数」です。原則として各年齢毎の定員から下の年齢クラスに属している園児数を除外した数字となっています。
たとえば1歳児クラスの定員が12人、0歳児クラスの定員が3人とします。この場合、1歳児クラスの募集予定数は9人(12人-3人)、0歳児クラスは3人となります。
しかしながら、ここ数年は0-1歳児クラスの募集予定数を下回る人数しか内定しなかった保育所等もありました。何度も聞いたのは「保育士不足による縮小運営」でした。定員通りの園児を保育するのに必要な保育士数が足りなかった為です。
反対に募集予定数を上回る保育所等・年齢は少なくありません。進級予定だった園児が転居や転所等を行い、進級しなかった為です。
特に多いのは3歳児クラスです。2歳児クラスから3歳児クラスへ進級せず、幼稚園へ入園する児童が一定数存在します。我が家がお世話になっている保育園では、概ね1割程度の園児が幼稚園へ入園しました。
2歳児クラスの卒園と同時に大阪市外へ転出した世帯もありました。転出先で保育所等の3歳児クラスへ入園するのは容易でへありませんが、幼稚園の3歳児クラスならば入園しやすいです。
中には募集予定として公表しながらも、実質的に募集予定がないという保育所等もあります。たとえば募集予定1人という保育所等に、保育士等優先枠で申込があった場合です。何らかの事情で募集予定が増えない限り、他の入所希望者が入所できる枠はありません。
マンションの居住者の入所を優先している保育所等もあります。一定人数の募集予定があると公表されますが、マンション居住者からの優先入所で枠が埋まってしまう事が多いです。優先入所者すら入所できなかった可能性もあります。
まずは期限までに申し込み、10月下旬に発表される申込状況を見て再考するのが無難です。
申込手続に先立ち、事前に面接日時を大阪市行政オンラインシステムで予約します。
1人あたりの所要時間は10~15分程度です。面接時には書類一式を持参し、入所を希望する子供を連れていきます。書類の内容と子供の様子を確認するのが主な目的です。入所希望理由や家庭で保育できない状況等を執拗に訊かれたりしないので安心して下さい。
原則として面接は区保健福祉センター(区役所)で行われます。第1希望としたい保育所等によって月日を指定する区もあれば、自由に日程を選べる区もあります。
例年は朝一番の時間帯、もしくは面接後に保育所等へ迎えに行く為に夕方の時間帯から埋まる傾向があります。早めに申し込みを行い、区役所へ行きやすい日程を確保して下さい。
