令和7年度大阪市保育所等一斉入所での募集人数の公表、及び面接予約が始まりました。

令和7年度 保育施設・保育事業利用の案内について
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000632847.html#05

保育所等・年齢毎の募集人数は、大阪市役所ウェブサイト更新情報(非公式):保育からもアクセスできます。

現時点で公表されている募集予定人数は、各年齢毎の定員から進級予定児童の人数(一つ下のクラスの定員)を差し引いた人数となっています。最終的な募集人数は、最終的に進級する児童の人数・勤務する保育士の人数等によって左右されます。

大阪市は転出入が激しい地域なので、全ての児童がそのまま進級するとは限りません。特に2歳児から3歳児に掛けては、一定数が幼稚園へ入園します。最近はインターナショナルスクールへ入園するという話も聞きます。最終的な入所者数は現時点での募集予定数を上回るのが専らです。

一方でここ数年で見聞きするのは、実際に入所した人数が募集予定数を大幅に下回るケースです。クラス運営に必要な保育士を確保できず、クラスを縮小して運営せざるを得なかったという事例です。

大阪市は保育所等への入所書類を提出するのと同時に面接を行います。大阪市行政オンラインシステムから予約出来ます。オンライン環境がない方は、区役所等へ電話して申し込む事も可能です。

区によって若干の違いはありますが、子供の名前を入力する→第1希望とする保育所等を基準として面接希望日時を選択する→申込み完了、という流れとなっています。

「面接」と聞くと身構えますが、区役所職員が保護者と提出書類等を一つ一つ確認しつつ、入所予定児の様子をうかがうものです。

面接にて重要なのは、保育所等への入所に必要な事由及び点数を漏れなく担当者へ伝える事です。必要な情報が抜け落ちてしまうと、加点事由があっても見落とされてしまいかねません。

大阪市の経済活況や第2子保育料無償化等により、令和7年度の申込人数は前年より増加する可能性が高いと考えています。特に都心部を取り囲んでいる区では、前年より保育所等へ入所しにくくなる地域が少なくないでしょう。とりわけ昨年も厳しかった旭区・港区・鶴見区・阿倍野区・住吉区・淀川3区を注視しています。

大阪市子育て支援施設データベースは9月11日に情報等を更新する予定です。作業が遅れてしまい、ご不便等をお掛けしています。メッセージやコメント等に対するお返事も徐々に進めていきます。