令和8年度(2026年度)大阪市保育所等一斉入所に関する申込書配布期間や受付期間等が発表されました。

令和8年度 保育施設・事業の利用申込書の配付・受付期間等について
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000658390.html

令和8年度 保育施設・事業の利用申込みに係る各種証明様式について
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000658391.html

スケジュールは下記の通りです。

月日項目
令和7年8月1日スケジュール公表、申込書に添付する証明書等の書式を先行配布
9月4日申込書配布開始(ウェブからのダウンロードも可)
9月8日募集予定人数の公表
9月8日9時受付日時のオンライン予約開始
10月1日~15日申込書の受付期間
10月28日1次調整の申込状況の公表(中間発表)
11月17日希望保育所等の追加変更、及び証明書の追加提出期限
令和8年1月9日~2月6日2次調整の受付期間(希望施設の変更及び不足書類等の提出期限も同じ)
1月26日1次調整の結果を発送・2次調整の募集予定人数の公表
1月28日~1次調整の結果が到着
2月27日2次調整の結果を発送
3月3日~2次調整の結果到着

スケジュール等はほぼ同じです。1次調整の結果は月曜日に、2次調整の結果は金曜日に発送されるので、郵便事情によって到着日が大幅に変わる事態は避けられます。

今年も証明書の書式が先行して公表されています。勤務先や通院先等に依頼する必要があるので、作成までに時間が掛かります。早めにご準備下さい。なお、申込書本体は9月4日に公表される予定です。

令和8年度の申込者数は増加すると予想しています。雇用拡大による就労者の増加・第2子保育料無償化・大規模マンション等の増加による子育て世帯の転入が主な理由です。

就労増・第2子無償化・大規模マンション増で保育ニーズ増大か 大阪市(待機児童解消特別チーム会議資料より)

大阪・関西万博の開催に合わせ、大阪市内では求人情報に掲載されている時給が上昇していると感じています。万博会場での求人での待遇が良く、それに引きつられた格好です。ただ、この好待遇が万博終了後まで続くかは分かりません。

第2子保育料無償化による影響も大きいと感じています。更に2027年からは第1子保育料無償化の実施も検討されています。保育所等を利用していない世帯との「支援の差」が拡大しています。

全国的に少子化が進展していますが、大阪市内は緩やかに進んでいます。子育て世帯の転入が相次ぎ、子供の数が大幅に増加している地域もあります。

地域によって保育所等の整備状況にも差があります。令和7年度入所では市中心部では無く、やや離れた地域での入所保留が相次ぎました。

【2025保育所等一斉入所申込分析】(1)大阪市全体/申込大幅増、1歳児は過去最多、倍率トップは旭区・東住吉区

暑い日が続いていますが、入所を希望・検討する保育所等は必ず見学する様にして下さい。

我が家がお世話になっている保育園でも、連日の様に見学者が訪れています。午前中はプール遊び等で慌ただしいので、午睡明けの15時頃から園長や主任保育士が見学同伴や説明等を行っている様子です。

現地に足を運べなくても、少なくともウェブ上の情報には目を通して下さい。多くの保育所等はネット上での情報発信を強化しています。区役所での面接では、見学の有無を訊ねられます。

保育所等毎の保育内容や雰囲気等は大きく異なります。家庭の考え方によって、どの保育所等が合うかは大きく異なります。是非とも「ここに卒園まで通いたい!」という保育所等を見つけて下さい。