3月6日に行われた大阪市会教育こども委員会の質疑より、保育所・幼稚園等に関係する部分発言の要旨を抜粋します。
本日の質疑は共産・維新です。
正確な発言等はインターネット議会中継、もしくは議事録(後日公開)をご参照下さい。
その他の質疑予定は質疑予定表に記載されています。

【井上浩議員(共産・住吉区)】
○保育料
保育所は現行維持、市立幼稚園は在園児・新園児が共に経過措置を執るべきだと考えている、実現に向けて検討願いたい
→(市長)保育所と幼稚園は税投入の公平性を図らなければならないが、議会の皆さんから意見を頂いたので、それを踏まえて最終判断していきたい
子供達の貧困に拍車を掛けてはならない、混乱を避ける十分な配慮が必要、現役世代への重点投資への最優先課題だと位置づけるべきという考えから、保育料の軽減を提案した

○市立幼稚園教諭の給料表
優秀な教員の流出に繋がるのではないか
→初任給は従前水準、主任教諭等の級を設けた、経過措置も設けている
現場からは「専門職を馬鹿にするな」との声、幼児教育の重要性を理解していないのではないか?
→重要性は理解している、地域の民間給与水準を参考にしている

【山下昌彦議員(維新・淀川区)】
○保育料
追加財源を投入して保護者負担を軽減する考えはあるか?
→(市長)議会の意見を踏まえ、しっかりと案をもう一度考えて出していきたい

来年度以降の保育料案につき、市長は再提案を明言しました。
この発言を受け、保育料の値上げの1年先送り・値上げ幅の抑制へ繋がっていったのでしょう。
大阪市予算:保育料値上げH28/4へ先送り&値上げ幅を抑制

再提案される保育料案はどういった内容となるのでしょうか。
今週中には報道ないしウェブサイト等で公表されるでしょう。