(事件現場、グーグルストリートビューより)

大阪市平野区で1歳6カ月の男児が何者かによって暴行を加えられ、死亡しました。死因は小腸断裂等による腹腔内出血でした。

 大阪市平野区長吉出戸8丁目の集合住宅3階の一室で、7日正午ごろ、この部屋に住む1歳6カ月の男児が「息をしていない」と母親から119番通報があった。搬送先の病院で死亡が確認され、大阪府警は8日、司法解剖の結果、死因は腹腔(ふくくう)内出血と発表。何者かが男児の腹部に暴行を加えた可能性があるとみて、殺人や傷害致死容疑を視野に調べる。

 捜査1課などによると、亡くなったのは西村結翔(ゆいと)ちゃん。20代の母親が、布団の上でうつぶせの状態で顔が青くなり、口を閉じた状態の結翔ちゃんを発見し、通報した。この家には母親の交際相手の20代男性も普段出入りをしているといい、府警が2人から事情を聴いている。

 8月23日には、自宅で哺乳瓶に入ったミルクが体にかかり、結翔ちゃんが入院。病院から連絡を受けた児童相談所が、府警に家庭環境などの情報がないか問い合わせていたという。

https://digital.asahi.com/articles/ASSB83SQWSB8PTIL00RM.html

お悔やみ申し上げます。

事件現場はこちらのマンションです。3階部分の向かって右側の部屋です。

大阪市平野区長吉出戸は大阪市の最東南部に位置します。八尾市と市境が入り組んでいる地域です。高度経済成長期に住居を確保する目的だったのか、この地域には非常に多くの市営住宅が建設されています。

男児には凄惨な暴行が加えられた可能性が高いです。司法解剖した結果、小腸が断裂していました。

 司法解剖の結果、結翔ちゃんの死因は腹部の内出血だった。右胸付近に打撲痕が見つかったほかに小腸が断裂しており、肝臓にも強い衝撃が加わった形跡があったという。

府警は、母親がぐったりした結翔ちゃんを発見する約1時間前の7日午前11時ごろに何者かが暴行を加えて死亡させたと判断。殺人や傷害致死容疑を視野に捜査している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea353cc5be624347107facf890c863c98ad019ec

母親がぐったりした男児を発見する1時間前に暴行が加えられたと考えられています。この時間帯に部屋を出入りした人間は限られています。母親か、もしくは交際相手の20代男性です。

約2カ月前には熱いミルクが体にかかって入院していました。ただ、手順通りにミルクを作っている限り、熱いミルクが体にかかるシチュエーションは考えにくいです。

稀に冷まし切れていないミルク(38度程度)を哺乳瓶から飲ませようとし、子供が泣き叫ぶぐらいです。哺乳瓶にやけどをする程度の温度のミルクが入っていたら、親が哺乳瓶を手にした時点で気づきます。

ここ数年、交際相手や内縁の夫が乳幼児に危害を加える事件が多発しています。本事件もその可能性が拭いきれません。捜査が進められています。詳細は数日中に判明するでしょう。