(10/5追記)
山形市ウェブサイトに「認定こども園設置者に対する行政処分の実施について」が掲載されています。

このたび、学校法人栴檀学園が運営する認定こども園南光幼稚園に対して、子ども・子育て支援法の規定に基づき、行政処分を行いましたので、以下のとおり、お知らせいたします。

1 処分の対象

 法 人 名 学校法人栴檀学園
 代 表 者 理事長 加藤 昌史
 所 在 地 山形市八日町二丁目3番45号
 対象施設 認定こども園 南光幼稚園

2 行政処分内容等
 処 分 内 容 確認の効力の一部停止(新規利用者の受入停止 12か月)
 処分年月日 令和5年10月3日
 停 止 期 間 令和5年11月1日から令和6年10月31日まで

3 処分事由
(1)特定教育・保育施設の設置者の責務違反
 当該法人の設置者による小学校就学前子どもの人格を尊重しない行為を行っていたことが、子ども・子育て支援法第40条第1項第1号の設置者の責務違反に該当する。

(2)給付費の不正請求
 令和4年度の給付費算定に必要な市への提出書類に、既に退職している職員が勤務していると虚偽の記載をして提出するなど、過大に給付費を受給したことは、法第40条第1項第4号の不正請求に該当する。

(3)特別監査時における虚偽の報告
 特別監査当日に提出された職員出勤簿、シフト表、勤務実績は、市に届けている書類と整合性をとり監査をクリアできるよう監査の直前に作成されたものであり、法第40条第1項第5号の虚偽の報告に該当する。

https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kosodatekyoiku/hoiku/1007241/1012415.html

処分事由(1)が性的虐待に相当します。「当該法人の設置者」とは理事長たる加藤昌史氏です。

また、行政に対する不正請求は極めて悪質です。更に特別監査時の虚偽報告は言語道断です。学校法人栴檀学園・南光幼稚園には順法精神の欠片もありません。

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山形市の認定こども園「南光幼稚園」の園長が園児への性的虐待・からかい、職員へのパワハラ、給付金の不正受給等を行った疑惑が指摘されています。

山形市は性的虐待等の再発防止を求める改善勧告を行ったのに加え、更に1年間の園児新規受入を停止する行政処分を行いました。

山形市の認定こども園の男性園長が、複数の園児に性的虐待をしていたとされる問題で、市はこのこども園に対し1年間の新規受け入れを停止する行政処分を行いました。
また、保育士の数を偽り不正に受け取っていた額は1000万円を超えていて、市は返還を求めていくということです。

報告・板垣亮:「南光幼稚園に市と県の担当者が入っていきます」

これは、山形市の認定こども園、南光幼稚園の60代の男性園長が複数回にわたり、女児のオムツを下げたり男児の下腹部を服の上から触ったりするなどの性的虐待を行っていたとされるものです。

また、保育士の人数を偽り、給付金を不正に受け取っていて、その額は、分かっているだけで1000万円を超えていて、市はさらに調査を進めています。

こうした中、市は3日、こども園に1年間の新規受け入れを停止する行政処分を行い、不正に受けとった給付金の返還を求めていくということです。

また、こども園を運営する学校法人を監督する立場の県は、理事会の法人運営が適正に行われていないとして、園に行政指導を行いました。

県の担当者「理事会の運営などについて確認させて頂いていたが、その中で不備な点があった。法人運営の適正化や関連する書類の整備などについて行政指導をした」

一方、男性園長は不正受給について、「間違えて申請した」などと話し、性的虐待については「事実無根で市に対し強く抗議している」との文書を出しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dc46233d7264030ec8a93c827055c6aff8451d9e

未成年者への性的虐待と言えば、ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川が思い浮かびます。

行政処分を受けたのは、幼保連携型認定こども園南光幼稚園・学校法人栴檀学園(理事長加藤昌史)です。

南光幼稚園は山形市の中心部近くにあります。山形駅から直線で約400メートル、子供の足でも歩ける距離です。

同幼稚園のウェブサイトによると、利用定員は53名という小規模なこども園です。これとは別に2号・3号認定として定員が20名となっています。


http://www.nanko-youchien.jp/outline.html

https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/883/sisetuitirann.pdf

初めに報じられたのは今年8月末でした。園児への性的虐待のみならず、からかいや職員へのパワハラ行為もあったそうです。

 山形市八日町2丁目の認定こども園「南光幼稚園」で、男性園長(64)が理由なく突然女児のおむつを下げるなどの性的虐待をしたとして、市は31日、運営する学校法人に対し、認定こども園法に基づく改善勧告を行った。市は子ども・子育て支援法による新規の入園停止(1年間)の行政処分も検討している。

 市によると、法人理事長でもある園長は、園児の性器や胸、おしりといったプライベートゾーンを服の上から触ったり、部位の名称を聞いたりしており、確認できた昨年以降だけでも複数回の性的虐待を認定した。

 園児の身体的特徴や行動を繰り返しからかったり、保育士らを度々怒鳴りつけたりする行為もあったという。

https://www.yamagata-np.jp/news_core/index_pr.php?kate=National&no=2023083101001602

山形市へ通報したのはこども園の職員でした。

山形市の会見によると、南光幼稚園の64歳の男性園長は、2022年4月から2023年5月にかけ、男女の園児あわせて4人に対し、オムツを下げたり、下半身を服の上から触ったりする性的虐待を行っていた。

ほかにも、繰り返し園児をからかったり、子どもの前で保育士などを怒鳴りつけたりと、子どもに悪影響を与える行為をしていた。2023年6月、園の職員から市に通報があり発覚し、市が7月から特別監査を行っていた。

山形市こども未来課 指導監査室・長澤典和室長:
性的虐待は子どもが少なくなった状況でのケースが多い。園長が部屋にやってきて、こういった行為が行われていた

https://www.fnn.jp/articles/-/579819

こうした話は保護者や地域の間ですぐに広がります。早い時期から転園者が相次いだり、入園希望者が集まりにくくなっていた筈です。

山形市は1年間の園児受入を停止する行政処分を行いました。令和6年度の園児募集ページに「※認定こども園 南光幼稚園(幼保連携型)の令和6年4月(1~3月含む)以降の受け入れは、現在(令和5年9月1日時点)未定となっております。」との文言が掲載されています。

こうした園からは保護者・園児も職員も逃げ出します。当然です。保育士不足等により、同園は11月から休園する予定です。

園は市に対して11月から休園する意向を伝えました。園の職員の一部が退職を申し出ていて、十分な保育態勢が整えられないとしています。男性園長は性的虐待行為については否定しています。現在、園には30人を超える園児が通っていて、市は保護者から転園の相談に応じる方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a3e86a3fc7d08c0aa24d331381ee072da58beb1

園長は性的虐待を否定しています。が、保護者目線としては噂が出た時点で「アウト」です。