大阪市立小中学校で2学期が始まって1週間余りが過ぎました。早くも複数の学校で臨時休業が行われています。

川北小学校は4クラスが学級休業、週末に授業参観・学校公開を予定

川北小学校(西淀川区)では5年2組・6年2組・1年1組・3年2組で臨時休業が行われました。いずれも「発熱等による欠席が多数」が理由とされています。


http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=e631366

複数の学年で臨時休業を行っているので、以前は学校全体の臨時休業が行われる状況でした。現在は当該学級・学年のみの休業に留まっています。

ただ、今週末に土曜参観・修学旅行説明会・学校公開が行われるのは解せません。

未だ校内に多くの無症状感染者が存在している可能性が高い時期に、わざわざ外部から多くの方を集める必要があるとは考えにくいです。恐らくはマスク着用等も推奨しないでしょう。

しかも当日は1時間目にオンライン学習、2時間目から登校します。何の為のオンライン学習なのでしょうか。手段が目的化してしまっています。

大淀小学校は4クラスが学級休業

大淀小学校(北区)は1年3組・1年4組・2年1組・3年3組でインフルエンザ等が流行しています。


http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=e511013&type=1&column_id=2486755&category_id=6518

低学年に偏っています。これらの学年等が一緒に行った活動で広がったのかもしれません。

現在は新型コロナに加え、インフルエンザも猛威を奮っています。発熱しただけではどちらか区別が付きません。中には熱中症患者もいます。

平野中学校はオンライン学習

平野中学校(平野区)は2年3組が臨時休業を行っています。


http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=j752721&type=1&column_id=2485955&category_id=2111

これを受け、オンライン学習へ切り替えました。


http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/files/j752721/doc/242457/5108808.pdf

体調確認はミマモルメ、オンライン学習はTeamsで行っています。ICT技術を活用しています。

木津中学校は2年生学年休業

木津中学校(浪速区)は2年生で学年休業を行っています。


http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=j612302&type=1&column_id=2486236&category_id=1751

これらの臨時休業等は一部です。これ以外にも臨時休業等を行っている学校はあります。

これだけ学校でコロナやインフルエンザ等が流行しているのであれば、学校での感染対策を強化すべきです。少なくともマスク着用を推奨し、感染リスクが高い活動は一時的に控えるべきでしょう。

大阪市内の多くの小中学校では、2学期に運動会や発表会が行われます。強く危惧しているのは運動会や学習発表会での大規模な感染拡大です。1学期には各地の中学校や高校で確認されました。

こうした活動は普段は接する機会が少ない児童生徒も接する機会が増え、感染が極めて拡大しやすいものです。特に発表会は密閉された空間で行われます。

大阪市や学校がどういった対策を講ずるかを注意深く見ていますが、残念ながら何もしないでしょう。大規模なクラスターが起きても知らん振りをすると予想しています。