オミクロン株の爆発的感染拡大に対し、大阪市教委の対応は後手後手に回っています。子供を中心とする第6波の襲来が予測されていたにも関わらず、お粗末な対応が続きます。
学校日記の簡易表示・更新自粛
先週ないし先々週から、学校日記は専ら「簡易表示」が表示されています。学校日記サーバの負担を軽減すべく、表示される内容をテキストのみとする形式です。
アクセス集中などによりサーバに負荷がかかっているためパソコンやスマートフォンの方にも、簡易ホームページを表示しています。
以前から何度も指摘していたのですが、学校日記サーバは大量のアクセスを裁けるだけの能力を有していません。アクセスが集中すると途端に重くなります。
サーバへの負荷を軽減する為、市教委から各校へ更新を自粛する旨のの指示がありました。
『現在、アクセス集中により学校ホームページがつながりにくい状態となっています。
システムダウンを避けるため、本日より28日(金)まで常時簡易ページでの表示とさせていただきます。
その間、学校ホームページの記事更新については、「新型コロナウィルスに関する記事」または「緊急のお知らせ」以外の更新は控えていただきますようご理解とご協力をお願いします。』http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=j522031&type=1&column_id=1873410&category_id=1611
緊急メールでメールサーバ容量超過
毎日、非常に多くの学校から保護者へお迎え等を要請する「緊急メール」が送信されています。こうしたメールの一部には、保護者が開封した事を学校側が確認できる機能が設けられているそうです。
非常に多くのメールが行き交っている為、保護者メールの開封確認が行えないケースが生じています。
現在、全市的にメールが混み合っており、保護者メールの開封確認が使用できません。下記の文をすべてお読みいただいて、対応をお願いします。
http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index-i.php?id=e741694&type=1&isSmartphone=0&column_id=1872493
小学校が休校→中学校の給食停止
数年前から大阪市立中学校でも学校給食が提供される様になりました。私自身は中学校給食が当然の地域で育ったので、最近まで給食が無かったのが衝撃でした。
ただ、一部の学校は校内に調理室を設置できず、隣接・近接する小学校で調理した給食を運搬して提供しています(いわゆる親子調理方式)。
その欠点が露わになりました。小学校が臨時休業を行うと、中学校で給食が提供できなくなりました。
本校の学校給食はまつば小学校で調理を行っていますが、明日1月25日(火)~1月27日(木)の3日間、まつば小学校が臨時休校となったため、給食の調理・提供ができない状況となっております。明日1月25日(火)の給食については、緊急対応用のヒートレスカレーとなりますが、「全国的な在庫不足のため26日(水)27日(木)は、お弁当の持参が必要である」旨、大阪市教育委員会より連絡がありました。保護者の皆さまには、お手数ですが26日(水)、27日(木)の2日間は、お弁当のご用意をお願いします。
http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index-i.php?id=j762756&type=1&isSmartphone=0&column_id=1872887
オンライン授業が出来ない
鳴り物入りで前倒し導入したオンライン授業ですが、肝心なこの時期に使えない学校が生じています。一部の学校ではネットワーク工事や端末の更新作業が行われている為です。
現在本校では、教育委員会による学習者用端末の更新作業中のためオンライン学習はできません。明日、課題を保護者メールやホームページにてお知らせいたしますのでご確認ください。
http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index-i.php?id=j682510&type=1&isSmartphone=0&column_id=1874463
この2年間、あれだけオンライン授業の重要性と必要性が国中で騒がれていたのに、最も必要とする第6波の最中に使えないのは言語道断です。市教委の責任問題です。「作業と第6波が重なってしまった」という言い訳は通じません。市教委の失態で子供の学びを止めました。
この非常事態になっても、大阪市教委の存在感が見えません。子供を守ろうとする姿勢も、学びを継続しようとする姿勢も感じられません。文科省や市長の顔色を窺ってばかりではありませんか?
コロナ禍において、この街で子育てを続けるのに些かの不安を感じてしまいました。住みやすい街ですが、教育には問題があります。