ざっと思いつく限りで、関西には下記の様な多くの動物園・水族館・飼育施設等があります。
大半の施設等へ子供と一緒に遊びに行きました。

○大阪府
天王寺動物園・海遊館・ハーベストの丘(堺市)・五月山動物園(池田市)・みさき公園(岬町)

○兵庫県
王子動物園・六甲山牧場・神戸花鳥園(神戸どうぶつ王国)・須磨海浜水族館・阪神競馬場(宝塚市)

○京都府
京都市動物園・京都水族館・京都競馬場

○奈良県
奈良公園(鹿)

○和歌山
アドベンチャーワールド

実は天王寺動物園の満足度は決して高くありません。
特に「動物が見にくい」「設備が古い」「砂埃が酷い」という点に不満があります。

見にくく感じるのは「アフリカサバンナ」エリアです。
生態的展示手法という方法だそうですが、他の動物園と比較して動物までの距離が極めて遠く感じられます。
物陰に隠れてしまう事もあり、肝心の大型動物の姿が見えなければどうにもなりません。
京都市動物園の様に2階部分を設けて近くから見下ろせれば随分と見やすくなりそうですが・・・。

また、設備の古さは相当です。
たとえば園内で最も古いホッキョクグマ舎は、戦前の1937年(昭和12年)に完成したそうです(築78年!)。
少し動物が可哀想になります。

動物を見たくなった時、大阪市内に住んでいるにも関わらず、他の自治体にある動物園等に足を伸ばす事は少なくありません。
子供目線で天王寺動物園がもっと魅力的になれば・・・・と感じる事は少なくありません。

同動物園は今年1月に開園100周年を迎えました。
昨年7月には公募によって選ばれた牧慎一郎・新園長が就任しました。
文部科学省出身で動物園ヘビーユーザーだそうです(詳細はこちら)。
仮に動物園改革の第1歩が飼育種の削減だとしたら、少し悲しい改革です。

1月9日19時半(つまり今晩)からのNHK関西ローカル番組「かんさい熱視線」において、「“おもろい動物園”つくりまっせ! ~天王寺動物園100周年 改革の舞台裏~」という番組が放送されます。
キャスターは超有名人、「麿」こと登坂淳一アナウンサーです。

1月9日(金)
総合テレビ 金曜日 午後 7:30~ 7:55 / (再) 月曜日 午前11:05~11:30

「“おもろい動物園”つくりまっせ! ~天王寺動物園100周年 改革の舞台裏~」
元日に開園100周年を迎えた大阪市立天王寺動物園。
その人気回復に人生をかけた人がいる。
文部科学省の官僚の座をなげうって、3年の期限付きで公募された動物園の改革担当部長に就任した牧慎一郎さんだ。
退路を断ってまで挑むのは、根っからの“動物園マニア”だから。
世界中の動物園・水族館100か所以上をめぐってきた経験を生かしたいと言うのだ。
“おもろい動物園を作りたいんや!”と意気込む牧さんの、改革の舞台裏に密着。

http://www.nhk.or.jp/osaka/program/nessisen/

ピーク時たる1973年度の入園者数が335万人だった一方、2013年度は113万人と1/3まで減少しているそうです。
新園長がどの様に動物園改革に取り組んでいるのか、また飼育種数の削減をどの様に考えているのでしょうか。
今晩(1月9日)の放送が楽しみです。