(逮捕された井上健太郎容疑者、本人のブログより)
———————-
(10/30追記)
懲役6年の実刑判決が言い渡されました。
主催したキャンプで参加者の女児にわいせつな行為を繰り返したとして、強制わいせつ罪に問われた元大阪狭山市議・井上健太郎被告(55)に対し、大阪地裁堺支部は30日、懲役6年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。荒木未佳裁判長は「保護者は被告の実績を信頼して子どもを預けている。環境を悪用した犯行で、卑劣で狡猾(こうかつ)だ」と理由を述べた。
ほぼ求刑通りの判決です。子供に対する様々な猥褻事件と比べ、かなり重い判決だと感じました。被害者が多く、市議としての信用を悪用し、途中まで否認した事が強く非難されたのでしょう。
————————
公職者への信頼を利用し、子供に猥褻行為を行っていた市議会議員が逮捕されました。
自身が主催するレクリエーションに参加した女児4人にわいせつな行為をしたとして、大阪府警は2日、大阪府大阪狭山市議会副議長の井上健太郎容疑者(54)=同市西山台5丁目=を強制わいせつ容疑で逮捕し、発表した。「わいせつな行為はしていない」と容疑を否認しているという。
捜査1課によると、井上
容疑者は2020年9月中旬、府内の宿泊施設で1泊2日のレクリエーションを開催。就寝時間帯の夜から翌朝、当時10~11歳の小学生の女児4人の体を触るなどわいせつな行為をした疑いがある。井上容疑者は引率責任者だったという。同課によると、レクリエーションには容疑者のほか、女児5人と男児3人、女性スタッフ1人が参加。女児らは、宿泊施設の一室の二段ベッドで横になっていた際、体を触られたと府警に説明。スマートフォンを手に部屋に入ってきたなどと話しているという。
女児のうち3人はレクリエーション後、被害についてそれぞれの保護者に伝えていた。昨春、保護者らが複数の子どもが被害を打ち明けていたことを知り、昨年9月、府警に相談したという。
大阪狭山市議会事務局によると、井上容疑者は市議4期目。昨年5月に副議長に就任したという。
大阪狭山市は大阪府南部にある人口6万人弱の街です。同市の市議会副議長を務めている井上健太郎容疑者は自らのブログを開設しています。
井上健太郎のブログ~こどもたちに夢と希望を~
大阪狭山市から自遊を発信!
大阪狭山市議会議員としての活動はじめ、自然体験活動、冒険教育、ボランティア活動を中心にした市民活動備忘録
毎日の様にブログを更新しています。今日2月2日にも更新されていました。市議会議員としての活動報告もあれば、子供共に行った自然活動に関する投稿も多いです。わいせつ行為が行われたのは後者です。
2020年9月の投稿を確認した所、該当する可能性があるのは9月19日~20日に掛けて行われたシーカヤック活動です。
シングルカヤック
2020年09月20日(日)大回り小回り、前進後進、自由自在!
二日連続だからこそ、こどもたち自身が体感する伸び幅の大きさ!
この感覚こそ、自尊心とかとちゃうのかなぁ。
誰に認められる(評価される)ものでない、自分の中から湧いてくるワクワク感みたいのん。
ずーっと大切にしてきてること。
イベント終了後に複数の女児が被害を訴え、大阪府警が捜査を行っていました。
実はブログを読んで言葉にしにくい異常さを感じました。自然体験や冒険キャンプに関する投稿が余りに多いのです。しかも「♪」マークを多用した文体が気持ち悪いのです。
50代男性が「あなたにいいこといくつあるかな? ひらめき、きらめき、ときめき、気づきいっぱいしあわせ、笑顔あふれる一日に♪」とブログに記していたら、「この人は少しおかしい・・・」と警戒感を抱きます。
また、各校の学校だより等を収集し、目を通しているのも気になりました。
たとえ教育に関心があるとは言え、市議会議員がここまでするものなのでしょうか。小さな町の市議会議員は幅広いテーマを扱います。何か別の意図を疑わざる得ません。
子供の教育という名を隠れ蓑にし、本当の目的は猥褻行為だったと考えざるを得ません。小児猥褻は常習性があります。多くの余罪があると考えられます。子供の身体を傷つけ、公職者への信頼を裏切った、許せない犯罪です。