夏休みです。お盆です。
コロナ禍前までは帰省や旅行や各種イベント等の予定を組み込むのに苦慮する季節でした。しかし、コロナで全てが変わってしまいました。昨年も一昨年も夏の帰省は見送り、イベント等も軒並み中止となりました。
お盆も帰省しようかどうしようかと迷っていたのですが、7月上旬から感染者がジワジワと増えだしたのを見て、諦めました。混むお盆に帰省せずとも、他の時期(秋の3連休)に帰省すれば良いとの判断です。旅行やイベント参加等の予定も全くありません。
昨年や一昨年は子供も「仕方ない」と受け止めていた様子です。しかし今年は違います。テレビで放映されるのは夏のレジャーばかりです。海外旅行や国内旅行、遊園地や海水浴、グルメや子供向けイベント等、見る度に子供が「行きたい!行きたかった!」と呟くのにウンザリしてしまいました。
気持ちは分かります。でも、今年はどう考えても無理でした。旅先で発熱したら身動きが取れなくなるのに加え、ノーマスク・ノーワクチンの保育園児は防御力ゼロです。おまけに猛暑です。旅先等から無事に帰宅できる自信がありませんでした。
テレビニュース等で特に気になった言葉があります。「3年ぶりに行動制限が無い夏」というフレーズです。行動制限が無い=自由に行動できる、と考えている人がこれほど多いとは思いませんでした。
日々のニュースを見ていれば、新型コロナ第7波の感染拡大や医療機関の逼迫差は容易に認識できる筈です。夏のレジャーの盛り上がりと医療機関の危機的な状況が、同じ国
・地域で発生しているとは思えませんでした。
子供には旅先で発熱してホテルで缶詰になっているテレビ番組等を見せつつ、「こうなったら大変だよ」と諭しました。最後には納得したのか諦めたのか、何も言わなくなりました。
この夏は自宅でテレビやゲーム三昧です。お友達と遊ぶのもリスクが否定できません。現に多くの同級生がコロナに感染したと伝わってきました。
感染者はその内(いつになるか分かりませんが)に減少していくと推測しています。下がりきった頃合いを見計らって、帰省や旅行等に出掛ける予定です。「感染の波」を読んで行動します。