(なにわ淀川大会、同事務局ウェブページより)

———-
(8/8追記)
8月5日時点では開催を予定しています。協賛観覧席の追加チケットを販売開始しました。

https://www.yodohanabi.com

ステージシートが購入できます。

https://kyosan.yodohanabi.com/products/seat.php

花火大会を現地で鑑賞したい方は有料観覧席を利用し、適度なソーシャルディスタンスを保つのが大切ですね。

———-

大阪府内の新型コロナ感染者は日々2万人超えが続いています。7月31日は16,473人でした。1週間前の日曜日より微減しました。

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00376026/0731.pdf

現時点で大阪府はイベントの自粛要請を行っていませんが、既に幾つかのイベントは中止等を決定しています。地元の小学校で行われる予定だった盆踊りも、残念ながら中止となってしまいました。

実は大阪では8月27日に関西で最大規模の集客を誇る祭が開催される予定です。なにわ淀川花火大会です。

我が家は過去に2度ほど観に行った事があります。花火は非常に綺麗で、響き渡る音が印象的でした。が、人出が余りに多く、子供と一緒に観に行くのは危ないと感じる場面もありました。ここ数年はテレビ中継を観ています。

新型コロナウイルス感染症が爆発的に広がっている中、果たしてなにわ淀川花火大会は開催されるのでしょうか。7月31日時点では中止にする旨の発表はなく、予定通りに開催するものとされています。

花火大会を取り囲む状況から、今後の展開を考えてみます。

例年以上に混み合う会場

関西随一の規模を誇るなにわ淀川花火大会は例年も混み合いますが、今年は史上空前の混雑になる恐れが強いです。3年ぶりの開催になるのに加え、例年は立ち入れる梅田側の河川敷場所が閉鎖されます。

https://www.yodohanabi.com/guide.html

阪神高速淀川左岸線工事の為です。大阪・関西万博に合わせて工事が進んでいます。こちらは通常は観覧できる梅田側の河川敷です。工事が進んでいます。

今年は十三側に観客が集中するのは避けられません。満員電車以上の人混みになります。

屋台も出ます

花火大会につきものの屋台(露店)も出店されます。

屋台はどのあたりにでますか?
A:十三側は、十三バイパスから新御堂筋・新淀川大橋より下流国道2号線・淀川大橋までの淀川河川敷 / 西淀会場(JR高架より下流側)にあります。
  ※例年よりも規模は大幅に縮小されています。

協賛観覧席内に売店はありますか?
A:協賛観覧席内には売店がございます。焼きそば等軽食とドリンクも販売しています。

https://www.yodohanabi.com/faq.html

アルコール飲料も提供されるでしょう。人混みの中でビールを楽しみ、大声が飛び交います。屋外とは言え、大勢が密集・密接する環境です。

また、夏の大阪は日が落ちても気温はなかなか下がりません。例年、8月下旬でも20時頃の気温は30度を下回りません。湿度も高いです。多くの方がマスクを外し、印象区や会話をしながら花火を楽しむのでしょう。

有料観覧席を販売中

花火大会の主な原資は協賛企業(スポンサー)からの協賛金及び有料観覧席の販売収入です。

公式サイトやそこで紹介されている観覧席は購入できません。「予定枚数終了」や「調整中」といった表記があります。

ただ、ビルの上層階からの展望プラン等、なにわ淀川花火大会事務局が直接販売していないプランは未だ発売されています。一例は梅田スカイビル展望台の特別入場券です。

梅田スカイビル空中庭園展望台 入場券特別受付
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?lotRlsCd=11148

高速バス運行の停止

一部の高速バス事業者が、花火大会当日は大阪駅バス停を休止すると公表しました。公表日は「7月28日」です。

2022/7/28
8/27 なにわ淀川花火大会が開催されるにともない
大阪駅の通行が困難になる為
大阪駅バス停休止を決定致しました。

なにわ淀川花火開催についてのバス停休止のお知らせ

福島区の盆踊りは全て中止、淀川区も軒並み

花火大会の地元で行われる盆踊りは、既に大半が中止になりました。福島区は全面的に中止です。

今年は福島区内でも10ヶ所の開催が予定されていました盆踊りですが、全ての地域で中止が発表されました。
https://fukushima-osaka.mypl.net/shop/00000353411/news?d=2327667

淀川区では花火大会会場に隣接している十三東地域の盆踊りが中止となりました。

十三盆おどり開催中止のお知らせ
https://www.jusochikatsu.net

みなとこうべ海上花火大会は10月開催

なにわ淀川花火大会と同日に開催される事が多いみなとこうべ海上花火大会は、10月の開催が予定されています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により令和3年度の実施を延期しておりました「みなとHANABI – 神戸を彩る5日間 -」は下記の内容で予定しております。

開催予定時期 令和4年10月頃(平日5日間。打ち上げ時間:約10分。)

https://minatohanabi.jp

既に6月の時点で10月延期を決定していました。判断が非常に早く、そして適確です。コロナ感染者の推移を予測し、日程変更を強力に主張できる担当者がいるのでしょう。羨ましい限りです。

コロナ禍前までは2つの花火大会に人出が分散していましたが、今年はなにわ淀川花火大会に一極集中する恐れが強いです。

阿波踊りは予定通り開催(8月12日~15)

日本最大級の集客力を誇る阿波踊りは、8月12日~15日に掛けて開催されます。当初案の通り、大規模に行います。当日参加による「にわか連」も募ります。

徳島市で8月12~15日に予定されている阿波踊りの実行委員会(事務局・徳島市など)は30日、有料演舞場と無料演舞場各2カ所などを設置し、当初案通り最大規模で開催すると発表した。

https://mainichi.jp/articles/20220730/k00/00m/040/125000c

大阪府は高齢者に外出自粛を要請

コロナ感染者の急増を受け、大阪府は高齢者へ不要不急の外出自粛を要請しました。

自らの命と健康を守るため、高齢者(基礎疾患のある方などの重症化リスクの高い方を含む)は、医療機関への通院、食料・衣料品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など、生活や健康の維持のために必要なものを除き、不要不急の外出を控えること

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38215/00430565/4-1_yousei.pdf

花火大会は不要不急です。事実上、大阪府は高齢者に「なにわ淀川花火大会を観に行かないように」と要請しました。

大阪府は高齢者に外出自粛を要請

これらの要素を分類しました。

【中止へ働く要素】
・大阪府は過去最悪の感染状況
・過去に例が無いほどに混み合う会場や周辺
・地域の盆踊りは軒並み中止
・大阪府は高齢者へ不要不急の外出自粛を要請
・みなとこうべ海上花火大会は10月開催
・会場で待機する医療従事者の不足

【開催へ働く要素】
・有料観覧席チケットの販売
・協賛金(スポンサー)の募集
・露店の出店
・周辺商店街や事業者からの期待
・高速バス事業者へ中止連絡は入っていない
・阿波踊りは予定通りに開催

当たり前の話となりますが、経済面を重視すると開催、感染拡大防止を重視すると中止に傾きます。

ただ、想定される集客エリアが市町村内に限られるイベントでは中止になっているケースはありますが、なにわ淀川花火大会と同規模のお祭りやイベントはほぼ予定通りに開催されています。

中止が確認できたのは火の国まつり(熊本)だけです。

第45回火の国まつり 一部イベント中止のお知らせ
https://kumamoto-guide.jp/hinokunimatsuri/

阿波踊りも青森ねぶた祭も五山の送り火も仙台七夕まつりも予定通りに行われます。

これらを踏まえると、なにわ淀川花火大会も開催される可能性が極めて高いと考えています。

ただ、現地での見物は全く勧められません。それどころか行くべきではありません。大混雑する会場や周辺地域、食べ歩きや飲み歩き、ノーマスクで騒ぐ集団、現地で体調を崩しても辿り着けない医療機関、熱中症や夕立の不安等、現地鑑賞はハイリスクです。

今年はステイホームで花火を楽しみましょう。

我が家がある地域でも、子供達が楽しみにしていた夏祭りや盆踊りが中止になりました。その一方、極めて大規模かつ広いエリアから集客を行いながら、十分な感染対策ができるわけがない花火大会の開催には、強い違和感を拭えません。

現在、多くの医療機関は災害対応に準ずる形で診療にあたっています。発熱外来の予約が取れない、入院できない、ホテル療養すら難しい、といった話を頻繁に聞きます。また、一時期はコロナ専用病院と化した大阪市立十三市民病院が花火大会の会場の近くにあります。花火の音すら聞こえる距離でしょう。

通常通りの経済活動を行うならまだしも、花火大会の様なお祭り騒ぎを行うタイミングとは到底考えられません。