(園児が抜け出した可能性がある木立(現在は最も疎らに)、グーグルストリートビューより)

広島市立小河内保育園で保護者説明会が開催されました。

広島市で5歳の保育園児が死亡したことを受けて、男の子が通っていた保育園では、保護者説明会が開かれました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rcc/26613?display=1

説明会やその前後に保護者から上がった声では、「園児が勝手に外へ出て行かない様にして欲しい」という意見が続出しました。

「園児が外に出て行かない工夫をどうするのか、管理をどう改善していくのか気になっている」
「建物の周りにフェンスを立ててほしい」
「設備の面を充実させてほしい」

当然の意見です。設備を充実させ、フェンスを立て、外に出て行かない工夫を行っていたら、今回の事故は確実に防げました。

これに加え、私はヒヤリハット事例の発生・認識の有無も訊ねたいです。抜け出しの背後には、日頃からネットをかいくぐって遊んでいたり、木立から身を乗り出した園児がいると考えるのが自然です。

事故後、お世話になっている保育所でも改めて設備の点検を行ったそうです。特に外周フェンスや門に不備が無いか、徹底的に見直しました。保護者にも「門を出入りする際は、保護者が確実に門扉を閉めて下さい。」とのお願い文が配布されました。

新年度が始まる4月は、子供に関する様々な事故が増える時期です。身の回りの安全には改めて注意を払っていきたいです。