もうすぐ新年度が始まります。幼稚園や保育所等を卒園した園児達は、4月に新1年生として小学校へ入学します。

コロナ禍における幼稚園・保育所等と小学校との大きな違いの一つは「マスクの着用義務」です。

幼稚園や保育所等では各施設毎の裁量に委ねられているマスク着用ですが、小学校では常時着用して過ごします。外せるのは給食と一部の授業(体育や音楽等)程度です。

保護者目線として悩ましいのは、「どういったマスクを着用するか」でしょう。多くの学校の案内文には「マスク」と書いてありますが、具体的な種別が指定されていない事も多いです。

我が家がお世話になっている小学校に通っている児童の場合、概ね不織布マスクが約60%、ウレタンマスクが20%、布マスクが20%となっています。日によって変えている事は無く、同じ児童は毎日同じ種類のマスクを着用しています。

昨年12月から今年1月に掛けては、布マスクを着用している児童がもう少し多かったです。が、重点措置の適用やコロナ分科会が不織布マスクを推奨した事により、不織布マスクの着用率が上がった様に感じました。

スーパーコンピューター「富岳」を用いた実験によると、不織布マスクとそれ以外のマスクでは効果に大きな違いがありました。

https://www.tut.ac.jp/docs/201015kisyakaiken.pdf

実はここに深刻な問題があります。会社員等はほぼ全員が不織布マスクを着用しているのに対し、子供の不織布マスク着用率は決して高くありません。学校等におけるオミクロン株の蔓延が一向に収まらない理由の一つかもしれません。

以前に先生に「子供も不織布マスクを着用した方が良いのでは無いでしょうか?」と話を振った事があります。これに対し、「私も同感です。ただ、毎日新しい不織布マスクを着用するのが難しい家庭もあります。着用できない体質の児童もいます。大阪市教育委員会からの着用指示もありません。子供同士が近距離で向かい合う授業を行い場合は、必要な児童へ学校が不織布マスクを配布しています。」との返事がありました。

納得できる様な、でも納得し難い説明でした。

先生は全員が不織布マスクを着用しています。しかし、大阪市教委の指示がない限り、経済的負担を強いる新たな方針を打ち出すのは難しい様子です。とは言え、様々な学用品の購入や行事代等の徴収が一方的に行われており、その違いはよく分かりません。

私は子供をコロナに感染させたくないので、可能な限りの対策を行っています。不織布マスクの着用はその一つです。感染してしまう時は感染してしまいますが、その可能性を出来るだけ減じようとしています。

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小学生の中には、少し大きめのサイズのマスクを着用している児童もいます。見た目からして明らかに不釣り合いで、隙間も大きく見えます。適正なサイズのマスクを着用し、感染予防に心掛けたいです。