【2022年度新設保育所】(3)ももの木保育園（天王寺区）

2022年度新設保育所紹介、第3回は「ももの木保育園（天王寺区）」です。

なお、大阪市内で2022年4月以降に新設開所する保育所等が発表されましたに一覧表を掲載しています。ご参照下さい。

ストリートビュー・基本データ・周辺環境

ももの木保育園は大阪市天王寺区南河堀町4-68に設置されます。大阪教育大学天王寺キャンパスに近接した場所です。

以前はコインパーキングが設置されていましたが、8月末までには閉鎖されていました。

ここに定員108人の保育所が設置されます。外観予定図によると園舎は2階建て、屋上に園庭らしきものが確認できます。

https://hoikucollection.jp/navi/2022/search/detail.php?dtl=12992

同園の周囲には数多くの公園があります。目の前には南河堀公園があります。高架下にあるので、雨の日でも遊べるのは非常に重宝します。

また、お散歩では大道北公園や大道南公園を利用する予定だそうです。両公園は共に広くて遊具も多いので、子ども達はしっかり遊べるでしょう。3公園が利用出来る園は珍しいです。

天王寺駅と寺田町駅の間という土地柄なので、自動車の交通量が少なくありません。お散歩時には細心の注意が必要ですね。

先に記した通り、同園の最寄駅は各線天王寺駅とJR寺田町駅です。環状線を利用するなら寺田町駅、それ以外なら天王寺駅を利用する事になるでしょう。

運営法人・設置予定地域の保育事情

ももの木保育園を設置・運営するのは、(福)昇人会です。

本部は名古屋市にあり、同市や愛知県内で数多くの保育所等を、そして大阪市内ではかきつばた保育園（住吉区）を運営しています。同園を見学すると保育方針や雰囲気等が確認できるでしょう。

同保育所が設置される天王寺区は、大阪市内で最も保育所へ入所しにくい地域の一つです。すぐ近くにある天王寺駅前おおぞら保育園は入所するのに高い点数が必要な保育所の一つです。

大阪を代表するターミナルたる天王寺駅に極めて近い事から、同駅の利用者や近隣地域で働いている方が強く希望していると推測されます。

保育所が強く不足している地域に設置されるので、多くの子育て世帯に歓迎されると考えられます。初年度から数多くの第1希望が集中しそうです。

少し心配しているのは、建設工事のスケジューリングです。

同時期に現地を訪れた他保育所の設置予定場所では、既に工事に着工していたり更地化されている地点が専らでした。しかし、同保育所はコインパーキングが閉鎖されたのみでした。

コロナ禍や東京五輪による資材・人手不足により、ここ1-2年は工事スケジュールが大幅に遅滞する保育所等が少なくありませんでした。

同保育所を希望する方は、工事の進捗状況や開園スケジュールに注意を払う様にして下さい。