大阪市立幼稚園の園児募集要項(2022年4月入園)が発表されました。

令和4年度 大阪市立幼稚園園児募集要項(一斉募集)

2 入園資格
幼稚園へ入園することができる者は、次のとおりとする。

5歳児 (平成 28年 4月2日~平成29年4月1日生まれ)
4歳児 (平成 29年 4月2日~平成30年4月1日生まれ)
3歳児 (平成 30年 4月2日~平成31年4月1日生まれ)
の幼児で、令和4年4月1日現在大阪市内に居住する者

3 入園願の交付及び受付
各幼稚園において、次の期間に入園願(別紙1、別紙2)の交付及び受付を行う。

交付期間
令和3年10月1日(金曜日)~10月12日(火曜日)午後5時まで(ただし、土曜日、日曜日、祝日を除く。)

受付期間
令和3年10月1日(金曜日)~10月18日(月曜日)午後5時まで(ただし、土曜日、日曜日、祝日を除く。)

※10月6日(水曜日)午後5時時点での申込状況を10月7日(木曜日)午後以降に大阪市ホームページにて公表。

https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000200752.htmlより引用

ぱっと見た限りでは昨年と同じ内容です。

幼稚園毎の募集予定人数も掲載されています。

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3歳児クラスは希望者が殺到して抽選になるケースが多いのですが、4-5歳児クラスはすんなり入れる(むしろ定員が余る)のが例年の傾向です。

各園の令和3年度在園児数を見ても分かる通り、定員を充足している3歳児クラスと大きく割っている4歳児クラスが対照的です。

多くの子育て世帯では「遅くとも3歳児クラスまでには幼稚園や保育所等に入園し、集団生活を経験する」のがコンセンサスでしょう。

4歳児クラスで多くの園児を募集しても、希望者が満たないのは当然です。3歳児クラスの募集数を増やし、子育て世帯のニーズに応えて欲しいです。

共働き世帯の増加や急激な少子化を受け、今後は幼稚園の経営がより厳しさを増して行く筈です。

市立幼稚園も例外ではありません。特に3歳児クラスですら定員を大きく下回っている園は、今後の存続が疑問視されかねません。

幼稚園出身者と保育所出身者の違いはある?

しばしば「幼稚園出身者と保育所出身者に違いはありますか?」と訊かれます。

小学1年生の1学期あたりだと、違いは何となく分かります(サンプルは周囲の数例ですが)。幼稚園出身者は比較的きっちりしていますが、保育所出身者は自由奔放です(あくまで個人の感想です)。

しかし、夏休みが終わって2学期ともなると、その違いは分からなくなります。お互いに同化し、同じ様に小学校生活に馴染んでいます。

大きいのは個人差というか性格ですね。0歳児クラスから暴れん坊だった子は、小学校に入っても変わりません。大人しい子も同じです。

そうした差があっても、年齢に応じた知識や振る舞いが身についていくのは同じです。定点観察を続けているとよく分かります。