——–
(10/7更新)
数日前に当記事で取り上げたクリニックから依頼を受けた弁護士からメールがありました。当記事の削除もしくは匿名化の要請、及び当該クリニックの現状を記した物でした。

現状について記載された部分を引用します(弁護士の許可は得ています)。

「依頼者が,ある学説に基づいてマスクの着用をせずに診療を行っていたことは記事に記載のとおりですが,自身が新型コロナウイルスに感染したことにより,スタッフのみならず通院患者等多数の方に多大なる迷惑を掛けたことを深く後悔しております。また,再発防止のため,依頼者及び本件医院において感染症対策を徹底しております。」

深く後悔され、現在は感染症対策を徹底しているとの事でした。

よって弁護士(及び依頼者)の要請に基づき、当記事から事実関係(元ニュース)以外の部分を削除し、事実関係にそぐわない箇所を訂正しました。
——–

 滋賀県内の眼科クリニックで、マスクをせずに診察するなどしていた院長が新型コロナウイルスに感染し、患者ら約480人がPCR検査を受けていたことがわかりました。

滋賀県内にある眼科クリニックの男性院長は今年7月に新型コロナウイルス感染が確認されました。関係者などによりますと、院長はマスク着用などの感染対策を取らずに診察することがあり、保健所は患者やクリニックの職員ら約480人のPCR検査を実施。その結果、複数人の陽性が判明したということです。

患者の中には院長からマスクを外すように指示されたと話す人もいます。

「(診察時に院長が)マスクしたって関係ない、取って下さい、と。次の診察でマスクして行ったら、看護師さんが(検査機器の)レンズが曇るから取って下さい、と」

MBSの取材に対して院長は「保健所から行政指導を受けた」と認め、「マスクはしたりしなかったりした。今後は感染対策を徹底する」としています。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20210804/GE00039546.shtml