(現場となったさくら保育園、グーグルSVより)
3年前に八尾市内の幼保連携型認定こども園さくら保育園で働いていた保育士が園児へ猥褻行為を行った事件を覚えていますか?
「男性保育士とキスをした」
「ズボンの下から手を入れて下半身をこちょこちょさわられたと言ってた」
「園児に対する不可解な行動を目撃したことがある」
「わいせつ行動を見た」
保育士の両親が事件当時に理事長園長や副園長を務めており、擁護した姿が話題となりました。
ようやく一審判決が言い渡されました。和田敬之被告に懲役2年の実刑判決が言い渡されました。
https://www.youtube.com/watch?v=mm9o-eMV4ng
園児にわいせつ 元保育士に実刑
12月09日 11時42分
3年前、大阪・八尾市の認定こども園で、女の子2人の体を触ったとして強制わいせつの罪に問われた元保育士に対し、大阪地方裁判所は無罪の主張を退け、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
八尾市にある認定こども園の保育士だった和田敬之被告(32)は、3年前、5歳の女の子2人の胸などをプール遊びの着替えの際に触ったとして、強制わいせつの罪に問われました。
裁判で被告側は、「触るところを目撃したという同僚の証言は不自然な点がある」と無罪を主張していました。
9日の判決で、大阪地方裁判所の松本圭史 裁判長は、「同僚の証言に不合理、不自然な点はなく、話をあえてねつ造する必要もない」と指摘し、無罪主張を退けました。
そのうえで「性犯罪の意味もわからない幼い子どもへの犯行で、健全な育成への影響が強く懸念される。1か月の間に2回の犯行を繰り返し、卑劣で悪質だ」と述べ、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
この認定こども園は、事件をきっかけに一時、休園し、転園を余儀なくされた園児の保護者たちが、園側と八尾市に賠償を求めて民事裁判を起こしています。
当時はテレビ等で大々的に取り上げられました。泣きながら様子を訴えた同僚保育士や、八尾市の消極的な態度も物議を醸しました。経緯は過去の投稿等に記しています。
【ニュース・12/9更新】大阪府八尾市の認定こども園「さくら保育園」で働く男性保育士(園長・副園長の息子)、園児に強制猥褻で逮捕
元保育士が働いていた幼保連携型認定こども園さくら保育園は事件後に休園していましたが、今年4月から再開しています。
「幼保連携型認定こども園さくら保育園」の再開について
平成31年4月1日より休園をしておりました「幼保連携型認定こども園さくら保育園」(以下、「園」という)につきましては、このたび令和2年4月1日より園運営を再開することとなりました。
園の再開にあたりましては、八尾市児童福祉審議会で頂きました意見書を踏まえ、法人及び園の適切な運営を見守る組織を構築するとともに、園より提出された対応方針に沿って、市として責任を持って指導・監督してまいります。
令和2年度は、0歳児~2歳児を対象としております。
市民の皆様には大変ご迷惑とご心配をお掛けいたしましたこと、お詫び申し上げますとともに、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
再開後の理事長・園長は、事件当時とは異なる方が務めています。経営体制は一新されています。
さくら保育園再開に向けての対応方針
https://www.city.yao.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000053/53381/4taiouhoushin.pdf
被害に遭われた方々はずっと活動を続けてこられました。
さくら保育園休園問題裁判原告
https://twitter.com/sakuranohogosya
長い時間が掛かりましたが、ようやく刑事裁判の判決に辿り着きました。
(追記します)