認定こども園さくら保育園(大阪府八尾市)での保育士(園長・副園長夫婦の息子)による園児への強制猥褻事件、和田敬之被告の初公判が2月21日に行われました。
初公判で被告は起訴事実を全面的に否認し、弁護人は「起訴事実は存在しない」と主張しました。
また、検察は冒頭陳述で「プール遊び後の女児にいたずらをした、他の保育士も目撃した」と主張しています。
(ニュースソースは追記します)
【ニュース・12/9更新】大阪府八尾市の認定こども園「さくら保育園」で働く男性保育士(園長・副園長の息子)、園児に強制猥褻で逮捕
現場となったさくら保育園は現在も休園しています。しかし、再開を検討しているそうです。
#さくら保育園 が再開を検討しているらしい。
再開を検討するのは良いが、それならばまずは
「何故、休園したのか?」を原因究明するべきではないだろうか?
市も法人も頑なに、調査委員会を設置する事を嫌がる。
何か、嫌がる理由があるのだろうか??そんな不透明な再開はダメだと思います。 pic.twitter.com/IoXYIaq5fD
— さくら保育園休園問題裁判原告 (@sakuranohogosya) February 16, 2020
八尾市の子育て環境は依然として混乱している様子です。「4歳児難民が発生した」と指摘されています。
今、八尾では公立幼稚園を全廃した結果、4歳児でどこにも入所できない事態が生まれています。市役所に相談に行ったら、在宅で見てください。東大阪の幼稚園は?と。3歳児からの幼児教育を保障する時代に、4歳児を在宅でなんて。そんな相談が複数きている。
— 田中ゆうこ(八尾市議 日本共産党) (@yuko19721) February 10, 2020
さくら保育園での問題が公表されてから1年半、騒動の終着点は全く見えません。民事裁判も続いています。
(追記)
21日夕方の関テレ「報道ランナー」で特集されていました。
元同僚が裁判で「猥褻行為を見ていた。だが家族経営、園長に言えなかった。」と証言していたそうです。
市の担当者は一刻も早く再開したい意向ですね。ただ、八尾市の審議会では反対意見が続出した様子です。