2021年度保育所等一斉入所申込状況分析、第14回は鶴見区を掲載します。

※10月27日に発表された数字に基づきます。保育士等優先利用数は申込者数に含んでいます。


入所倍率が0.1倍以上増加した箇所はオレンジ、逆に0.1倍以上減少した区は水色、また入所倍率が2倍を超えた箇所は赤で表示しています。

鶴見区の申込数・募集数は共にやや減少しています。どの年齢も大きな変動はありません。

ただ、例外的は0歳児です。殆どの区の0歳児はコロナ禍等の影響によって申込数が減少する中、鶴見区は14人ながら増加しています。子育て世帯の増加や根強い保育需要を反映しているのでしょう。

1歳児の入所倍率も高止まりしています。今年も100人以上の1歳児が入所保留となってしまう見通しです。

それ以上に厳しいのは2歳児です。入所倍率1.95倍、入所できるのは2人に1人しかいません。

注意を要するのは下記の保育所等・年齢です。

・つるみ保育園(0歳児は募集数半減で高倍率、1-2歳児は募集予定無し)
・いずみの保育園の1-3歳児(高倍率、1-2歳児は優先枠あり、フルタイム共働きでも厳しいかも)
・みつばさ保育園の1歳児(高倍率で優先枠あり、フルタイム共働きでも厳しいかも)
・認定こども園茨田大宮こども園の2歳児(募集予定無し)
・茨田第1保育所の0歳児(高倍率で優先枠あり、きょうだい加点でも楽観できない)
・茨田第2保育所の1歳児(高倍率で優先枠あり、きょうだい加点でも入所できない可能性あり)
・今津保育所の1歳児(高倍率、フルタイム共働きでも厳しいかも)
・俊英舘保育園の1-2歳児(著しい高倍率、加点必須)
・鶴見えのもと保育園の1歳児(募集予定なし、本当にないのでしょうか?)
・鶴見みどり保育園の0-1歳児(0歳児は高倍率、きょうだい加点でも楽観できない、1歳児は募集予定無し)
・鶴見学園の0歳児(高倍率で優先枠あり、きょうだいでも入所できない可能性が)
・三愛こども園の1歳児(高倍率で優先枠あり、加点がなければ厳しいかも)
・ほっぺるランド鶴見緑地の0歳児(高倍率、フルタイム共働きでも楽観できない)
・トレジャーキッズよこづつみ保育園(高倍率、0歳児はフルタイムでも楽観できず、1歳児は加点必須、2-3歳児は募集予定無し)
・念法保育園・幼稚園の2-3歳児(高倍率)

一部の保育所等に1歳児申込が集中しているのは他区同様です。また、保育士等優先枠を利用した申込みが少なくなく、見た目以上に入所するのが難しくなっています。

他にも補足等が必要な部分があれば、コメント欄で教えて下さい。

今後の予定&運営支援のお願い

今年も各区毎の申込状況等を分析し、何らかの情報を掲載していきます。今年の内容は2021申込分析、昨年の内容は2020申込分析からご覧下さい。

「○○区の情報を詳しく知りたい」「××保育所は昨年より入りやすいの?」等のリクエストがありましたら、記事へのコメントや問い合わせからお寄せ下さい。

同時に、皆様に運営支援へのご協力をお願いしています。

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