2021年度保育所等一斉入所申込状況分析、第13回は城東区を掲載します。
※10月27日に発表された数字に基づきます。保育士等優先利用数は申込者数に含んでいます。
入所倍率が0.1倍以上増加した箇所はオレンジ、逆に0.1倍以上減少した区は水色、また入所倍率が2倍を超えた箇所は赤で表示しています。
大阪市の大半の区で申込数が減少している中、城東区は申込数が増加している珍しい地域です。0歳児が34人、1歳児が67人、4歳児が18人増加しています。
一方で募集数は若干減少しています。今回の一斉募集には新設保育所がない為です。
結果として0-1歳児、3-4歳児の入所倍率が上昇しています。特に1歳児は入所倍率1.35倍と高く、130人以上が入所保留となってしまう見通しです。
また、2-3歳児の入所倍率は1倍前後ですが、第1希望に偏りが生じています。希望が集中している保育所等へ入所するのは容易ではありません。
注意が必要なのは下記の保育所等・年齢です。
・すみれ保育園の1歳児(高倍率で優先枠あり、加点がなければ厳しいかも)
・たつのこ保育園の1歳児(高倍率、加点がなければ厳しいかも)
・東中浜ひばり保育園の1歳児(高倍率で優先枠あり、加点がなければ厳しいかも)
・わんわん保育園の0歳児(申込半減)
・今福南保育所の0歳児(募集半減、申込倍増で優先枠あり、状況が一変しています)
・認定こども園城東ちどり保育園の1歳児(高倍率、加点がなければ厳しいかも)
・もりのこルームの1歳児(第1希望なし、森之宮保育園への優先入所枠があったと記憶)
・諏訪保育園の0歳児(高倍率で優先枠あり、フルタイム共働きでも楽観できない)
・認定こども園成育児童センターの1歳児(申込3倍、高倍率で優先枠あり、加点がなければ厳しいかも)
・認定こども園関目聖マリア幼稚園(高倍率、フルタイム共働きでも楽観できない、1歳児は加点が欲しい)
・大阪信愛学院保育園の1歳児(高倍率で優先枠あり、フルタイム共働きでも楽観できない)
・城東よつば保育園の1-3歳児(1歳児は募集激減で加点必須、2歳児は募集予定無し、3歳児は1名募集のみ)
・がもう保育園の2歳児(高倍率)
・ゆめの樹保育園の1歳児(高倍率、フルタイム共働きでも楽観できない)
・トレジャーキッズてんのうでん保育園の1歳児(高倍率で優先枠あり、フルタイム共働きでも楽観できない)
・関目中央保育園の1-3歳児(高倍率、加点が無ければ厳しい)
・あい・あい保育園鴫野園の1歳児(高倍率、加点が無ければ厳しい)
6年保育を行う保育所を中心に、1歳児等が高倍率となっている施設が散見されます。
その多くではフルタイム共働きでも入所できる限らないと見ています。中には加点が無ければ厳しい施設もあります。
となると、重要なのは第2希望以下の書き方ですね。第1希望と似たような倍率の保育所等を記入しても、入所できない可能性が高いです。
多くの方が第1希望としている保育所等を記入するのであれば、第2希望は第1希望が(相対的に)少ない保育所等を記入するのがベターでしょう。
他にも補足等が必要な部分があれば、コメント欄で教えて下さい。
今後の予定&運営支援のお願い
次回以降は鶴見区(13日公開予定)等を取り上げる予定です。
今年も各区毎の申込状況等を分析し、何らかの情報を掲載していきます。今年の内容は2021申込分析、昨年の内容は2020申込分析からご覧下さい。
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