2021年度保育所等一斉入所申込状況分析、第5回は中央区を掲載します。

※10月27日に発表された数字に基づきます。保育士等優先利用数は申込者数に含んでいます。


入所倍率が0.1倍以上増加した箇所はオレンジ、逆に0.1倍以上減少した区は水色、また入所倍率が2倍を超えた箇所は赤で表示しています。

中央区は昨年と比べ、5歳児以外の申込数が減少しました。特に3歳児の申込数が36人も減少しています。前後の年と比べ人数が少ない為でしょうか。

また、例年は非常に多くの入所保留児童が発生してしまう1歳児の入所倍率は1.38倍まで低下しました(それでも高いですが)。申込数がやや減少、そして募集数が増加しています。

とはいえ、1歳児や3歳児等で第1希望が一部の保育所等に集中する動きは変わっていません。

特に注意が必要なのは、マザーシップ船場保育園の1歳児(申込数が急増)、アーバンチャイルド保育園上町の1-3歳児(募集数減で高倍率)、新設の谷町中央保育園(5月開所)、なにわのもり保育園の2-4歳児(高倍率)ですね。

また、ゆめ中央保育園は例年と同じ様に多くの第1希望者が殺到し、高倍率となっています。

この地域だと南大江保育所の第1希望者が大きく減少していますね。近隣の谷町中央保育園に分散したのでしょうか。

中央区はまだまだ保育所等が不足しています。ただ、認可外保育施設や企業主導型保育を含めると、恐らくは保育需要に見合う施設が整備されているでしょう。

非常に地価が高い中央区、保育所等の新設は難しそうです。

今後の予定&運営支援のお願い

次回以降は淀川区・天王寺区・住之江区・東淀川区・平野区・港区等を取り上げる予定です。

今年も各区毎の申込状況等を分析し、何らかの情報を掲載していきます。今年の内容は2021申込分析、昨年の内容は2020申込分析からご覧下さい。

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