遂に大阪・兵庫・京都で発出されていた緊急事態宣言が解除されます! 約1ヶ月半ぶりです。
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(5/21 18時10分追記)
安倍首相が大阪兵庫京都への緊急事態宣言の解除を表明しました。
また、25日に専門家会議を開き、首都圏の解除も検討するそうです。
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緊急事態宣言 関西解除は妥当 諮問委員会が見解
緊急事態宣言の解除をめぐり、政府が専門家に意見を聴く「諮問委員会」が開かれ、大阪など関西2府1県で解除するとした政府の方針は妥当だとする見解が示されました。東京など首都圏の1都3県と北海道は、宣言が継続されることになります。
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言の解除を前に、政府が、感染症の専門家などに意見を聴く「諮問委員会」が午前10時ごろから開かれました。
冒頭、西村経済再生担当大臣は、「8都道府県のうち、京都府、大阪府、兵庫県では、直近1週間の新規感染者の報告数が、10万人当たり0.5人程度以下となり、医療提供体制や監視体制も十分と認められることなどを総合的に勘案し、宣言を解除することが妥当と判断される」と述べ、関西2府1県で宣言を解除する方針を諮問しました。
このあと西村大臣は、記者団に対し、関西2府1県で解除するとした政府の方針は妥当だとする見解が示されたことを明らかにしました。
東京など首都圏の1都3県と北海道は、宣言が継続されることになります。これを受けて、政府は午後、衆参両院の議院運営委員会での報告と質疑を経て、21日夜開く対策本部で正式に決定することにしています。(以下省略)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200521/k10012438741000.html
正確には官報に掲載された時点で解除となるのでしょう。
インターネット官報
https://kanpou.npb.go.jp/
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(19時半追記)
官報で公示されています。
令和 2年5月21日 特別号外(第66号)
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言に関する公示の全部を変更する公示
https://kanpou.npb.go.jp/20200521/20200521t00066/20200521t000660000f.html
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これに伴い、休校・休園・登園自粛中だった学校・幼稚園・保育所等も動き出します。
ただ、週明けからフルに再開するわけではありません。現時点で報じられている内容から、おおよその見通しを立てます。
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(19時半追記)
大阪府本部対策会議で報告され、了承されました。その内容に基づいて、適宜修正しています。
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学校・幼稚園は6月から徐々に再開・正常化へ
原則として各施設の再開方法等はそれぞれの設置者が決定します。学校や公立幼稚園は各自治体の教育委員会、私立幼稚園は運営法人です。
ただ、大阪府内での臨時休校等の取り扱いは、大阪府知事及びコロナウイルス対策会議の意向に添った形で進みました。再開も同じでしょう。
大阪府の吉村知事は緊急事態宣言が解除された場合に来月15日から公立学校で通常授業を再開させる考えを明らかにしました。
【大阪府・吉村洋文知事】「6月15日からは学校では色んな教室を使ってとか(感染)対策は取りますが、授業としてはフルで再開させたい」
吉村知事は大阪府で緊急事態宣言が解除されれば、来月1日から府立学校や市町村の小中学校を分散登校の形で再開させる方針です。
その上で15日からは「3つの密」を避けるなどの対策を取った上で通常の授業に戻し、部活動も再開させる意向です。
また、受験や進学を控える最終学年は先駆けて今月25日から部分的に授業を再開させる考えで、府は21日の対策本部会議で決定し市町村の教育委員会に同様の対応を求める方針です。
より具体的な内容を大阪府教育委員会へ問い合わせた方がいます。
わからないことがあったので、府教育委員会高校教育課に電話で問い合わせた。詳しく教えてもらった。6月1週は学級を2分割して3時間授業をする。2週は同じく2分割で3~4時間授業する。第3週15日以降は通常授業をするというこの通常授業が不明だったが、分割せずに40人学級のまま6時間行うということだった。1時限の時間は50分、1,2週でも、体育の授業は40人で行う。
https://blog.goo.ne.jp/1848yama/e/9dacfc59ee431d4b5368b46848330354
こうした内容になるのでしょうか。
6月第1週:2グループ(例えば午前グループと午後グループ)で分散登校、各3時間授業(給食無し)
6月第2週:2グループ(例えば午前グループと午後グループ)で分散登校、各4時間授業(給食無し?)
6月第3週:通常通りの1日授業(給食あり)
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(追記)
見落としていました。大阪市は6月1日から給食再開です。
大阪市の松井市長は、緊急事態宣言の解除を受けて、休校が続く小中学校の学校給食を来月1日から始める考えを示しました。
大阪市は、緊急事態宣言の解除を受けて、休校が続く市立の小中学校を来月から再開させる方針です。
これについて、松井市長は21日、記者団に対し、「給食も6月1日から始める。子どもたちは午前と午後とで分散登校になるが、午前のグループは給食を終えたら下校し、午後のグループは登校してすぐに給食を食べてもらう」と述べました。
松井市長は、休校で子どもの食事の準備が大変だという声が多く寄せられているとして、学校の再開にあわせて給食もできるかぎり早く始めたいという考えを示していました。
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本部会議では「6月第2週まではスタートアップ期間」と表現されていました。
事実上、6月第1週と第2週で1週間分の授業を行う形ですね。公立幼稚園もこれに準じた形でしょう。
また、学校内では「常にマスクを着用」する事を徹底するそうです。
こうした内容は、大阪府から各市町村へ要請されます。事実上、大阪府内で統一されます。
夏休みは大幅短縮、土曜授業・7時間授業も(できれば回避して欲しい)
それ以降の授業スケジュールも見えてきます。
吉村知事は「夏休みは8割ぐらいはつぶさないと無理。土曜授業もやらないと無理だ」と述べ、長期休暇を大幅に縮小する見通しも示した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58623700Z20C20A4AC8000/
上記シミュレーションでは「GW1カ月後(6月8日)」が当てはまります。夏休み・冬休みの短縮に加え、土曜授業も行われます。
ただ、1日7時間授業は問題があります。中学生の集中力が保たないでしょう。また、ほぼ毎週の土曜授業は小学生でも負担となります。
土曜授業や7時間授業は極力回避し、夏休みをより短縮する方が家庭や子供に掛かる負担は軽くなります。教員の負担も軽減されるのではないでしょうか。
既に仙台市や横浜市は夏休みを2週間程度の短縮する予定を公表しました。
郡和子仙台市長は19日の定例記者会見で、6月1日に再開する仙台市立小中学校の夏休みについて、お盆期間を含む8月8~18日の11日間に短縮すると発表した。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200520_11020.html
7月1日以降の第3期は、小学校で給食を始め、小中高とも通常授業とする。小中の夏休みは例年7月21日~8月26日が基本だが、8月3~16日に短縮する。高校は具体的な短縮幅を検討している。
授業時間の確保と9月入学への移行、両方を睨んだ難しい運営が続きそうですね。
保育所は緩めの家庭保育依頼か
緊急事態宣言を受け、多くの保育所では保育提供の縮小や臨時休園等が行われています。
保育所・認定こども園・地域型保育事業にかかる保育提供の縮小(5月31日まで延長)
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000499996.html
しかしながら、緊急事態宣言が解除された後の取り扱いは一定の方向性が報じられていません。
ただ、宣言発出前から「登園自粛のお願い」が行われていました。つまり、まずはこの段階に戻るのではないでしょうか。
具体的には全ての園児に「登園を歓迎します!」と伝えるのではなく、「家庭保育が可能な方は家庭で、保育が必要な方のみ登園して下さい」というニュアンスです。
とは言え、保育所等を利用しているのは保育が必要な方ばかりです。来週以降は商業施設や店舗等が続々と再開し、出勤する方が増えていくでしょう。登園する園児も日を追う毎に増えていくはずです。
家庭保育を行うのは、保護者の在宅勤務の支障にならない児童(大人しい4~5歳児等)や祖父母と同居している世帯等に限られるのではないでしょうか。
保育所等で心配なのは「密な環境」ですね。いわゆる三密が避けられません。更に園児に手洗いや衛生管理等を徹底するのは容易ではありません。
当面は気を遣った保育が続きそうですね。
毎日の体調管理&感染予防を
様々な報道等を見る限り、不特定ないし多数と共に過ごす(有症者が入り込むリスク)、一定の空間長時間密閉される、他人と同じ物を触れる(接触感染)、会話や食事等を行う(飛沫感染)と感染するリスクが高いと感じています。
マスクは依然として品薄ですが、楽天市場では徐々に入荷しています。Amazonでも時折入荷しています。
咳や微熱がある方は外出せず、自宅で療養するのが大切ですね。我が家は毎朝検温しています。学校や保育所等では朝の検温を義務化した方がよいかもしれません。
定期的に換気を行いたいですね。まだ寒い季節が続きますが、着込んで耐えます。
他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は消毒するのが効果的でしょう。手洗いを徹底し、手袋を常用するのも良いかもしれません。
Amazonでも時折入荷しています。
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休校・休園は更に延長されそうです。多くのコンテンツがインストールされている、子供向け電子書籍は遊びながら学べるアイテムです。
浪速区ですがうちの保育園は詳しくは明日メールが一斉送信されるようなんですが、25日から保育園預けれるみたいな電話がありました。
子供二人毎日喧嘩ばっかりでこの2ヶ月程長かったです。
下の子は慣らし保育なので少しでも早く保育園に慣れさせたい所でもあります。育休延長したので給料面厳しいのでこのまま第2波こずにすごせたらなあと思っています。
鶴見区ですが、こちらも宣言前の登園自粛のお願いぐらいの段階に戻るものだと思っていましたが、保育園から本日夕方急遽メール連絡があり、明日から通常通りの保育になるそうです。
感染症対策等はきちんと行われると思いますが、特に記載は無く、こまめに換気をするのはもちろん、活動や給食はこれまで対面に座り行われていましたが、せめてスクール形式や、横並びにするなどの対応を取ってもらえると信じたいです…
連投すみません…
大阪市の方針が出ています↓
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000499996.html
大阪市は引き続き5月31日までは、これまでと同様にご家庭での保育が可能な場合には登園を控えていただくようにとなっていますが、保育園からのメールをどう理解すればよいのか悩ましいです…
コメントありがとうございます!
大阪市と保育園の方針が違うと戸惑ってしまいますね。
保育園がOKでしたら、通常通りに登園しても構わないでしょう。
ただ、ご家庭の事情が許すのでしたら、明日は様子を見るのが無難だと思います。
園の対応が間に合わない部分もあるでしょうし、大阪市の表明を受けて方針を変える可能性もあります。
取り急ぎ。