学校・保育所・幼稚園の先生と相談や要望を伝える必要が生じた時、皆さんはどうしていますか?

様々な方法が話題になっています。

毎日行く保育所は気楽、でも学校は難しい

保育所は比較的簡単です。

保護者は毎日送迎しているので、お迎えの際にタイミングを見計らって「少しお時間よろしいでしょうか?」と話す事ができます。

幼稚園も同じでしょう(送迎バスだと少し違いそうですが)。

一方、小学校は少し違います。保護者が学校へ出掛ける機会は非常に少なく、担任の先生や学校とコミュニケーションを取るハードルは非常に高くなります。

また、保育所の先生とは日々の雑談でどんな方か理解できているので、何でも気軽に話ができます。しかし、学校の先生と話をする機会は少なく、少し身構えてしまいます。

早急に話をする必要があって学校へ電話を掛けても、大阪市立小中学校は午後6時以降の電話応対を行っていません(音声ガイダンスによる対応)。

【ニュース】大阪市立小中学校、平成30年5月から夜間・土日の電話対応を廃止、録音無しの自動音声に

仮に午後5時55分頃に電話が繋がったとしても、そこから長電話をするのは憚られます。教員は残業手当が出ず、ただ働きを強いてしまうからです。

教員は「定額働かせ放題」?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00010002-kanag-soci

では、どうすれば相談や要望を正確かつ短時間で伝えられるのでしょうか。

相談や要望を「お手紙」で伝えるのが良さそう

ネット上に掲載されている様々な方法を検討したところ、「お手紙」で伝えるのがベターではないかと感じました。

学校や保育所等では「連絡帳」が利用されているでしょう。これを「お手紙」に拡張し、伝えたい事を文章でまとめるのです。

話を正しく伝えられる、言い忘れを防止できる、先生が話を短時間で把握できる等、文章には多くのメリットがあります。

更に大きいのは、この文章が園長や校長といった管理職にそのまま回覧される可能性が高い点です。

先生に口頭で話を伝えた場合、その内容は頭の中で要約され、必要性に応じて園長や校長等に伝えられるでしょう。正確な意味合いがどのレベルまで伝わるか、少し不安です。

一方、文章で伝えたのであれば、そのままの形で園長や校長の目に止まるでしょう。先生が内容を要約する必要がなく、ストレートに伝わります。

後は相手方の反応待ちです。良い返事を期待して待ちましょう。

とは言え、冒頭でご紹介した内容証明郵便を初めから郵送するのは過剰だと感じます。まずはソフトな方法から選択すべきです。