下記記事の続報です。

【野田市10歳女児虐待死】栗原心愛さんがいじめを訴えたアンケートが公開される(文字起こしあり)

父親たる栗原勇一郎容疑者に続き、母親も逮捕されました。父親が心愛さんへ冷水シャワーをかけ続けた現場にいながら、制止しなかった疑いが持たれています。

https://www.youtube.com/watch?v=EzOaf5bSHlA

小4女児死亡 母親を傷害容疑で逮捕

千葉県野田市で小学4年生の女の子が自宅で死亡し、父親が傷害の疑いで逮捕された事件で、警察は当時、自宅にいた母親も暴行に関与したとして傷害の疑いで逮捕しました。警察は、両親への取り調べを進め、暴行の状況や心愛さんの死因などをさらに詳しく調べる方針です。

先月24日、千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅の浴室で死亡しているのが見つかった事件では、父親の栗原勇一郎容疑者(41)が暴行を加えたとして傷害の疑いで逮捕されました。

これまでの調べで、心愛さんは事件当日の午前10時ごろから夜にかけて、冷水のシャワーをかけられたり首付近をわしづかみにされたりする暴行を受けたとみられています。

当時、自宅には母親のなぎさ容疑者(31)と1歳の妹も一緒にいたということで、その後の捜査の結果、警察は、なぎさ容疑者も暴行に関与した疑いがあるとして、4日午前、傷害の疑いで逮捕しました。

警察は、両親への取り調べを進め、暴行の状況や心愛さんの死因などをさらに詳しく調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190204/k10011802501000.html

 千葉県野田市の小学4年栗原心愛さん(10)が1月に自宅で死亡し、父親の栗原勇一郎容疑者(41)が傷害容疑で逮捕された事件で、県警は4日、母親の栗原なぎさ容疑者(31)を傷害の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 なぎさ容疑者は県警の任意の調べに対し、事件当日は自宅におり、勇一郎容疑者が心愛さんに暴行を加えているのを知っていたと話したという。県警は、暴行を把握しながら止めなかったことで共犯関係が成立するとして、逮捕に踏み切った。

 捜査関係者によると、なぎさ容疑者は勇一郎容疑者とともに、1月24日午前10時頃から午後11時20分頃までの間、自宅で長女の心愛さんに服の上からシャワーで冷水を浴びせたり、首付近をわしづかみにしたりするなどして、けがを負わせた疑い。

 24日深夜、勇一郎容疑者の通報で駆けつけた救急隊員が、浴室で倒れている心愛さんを見つけたが、既に死亡していた。勇一郎容疑者は25日に逮捕された。なぎさ容疑者が直接、心愛さんに暴行を加えた形跡はないものの、県警は、勇一郎容疑者を制止しなかった責任は重いと判断した。

 心愛さんは2017年8月、沖縄県糸満市から野田市に転居した。同年11月の学校のアンケートで勇一郎容疑者からの虐待を訴え、千葉県柏児童相談所に一時保護された。保護は同年12月に解除され、心愛さんは親族宅を経て18年3月、自宅に戻った。

 アンケートを巡っては、野田市教育委員会が18年1月、コピーを勇一郎容疑者に渡したことが問題視されている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190204-OYT1T50080/

栗原勇一郎容疑者が学校や市教委を恫喝した際、栗原なぎさ容疑者も同席していました。夫たる勇一郎容疑者によるDV被害を受けており、心愛さんへの暴行行為を止められなかったのかもしれません。

心愛さんは家庭に戻りたくなかったのでしょう。どうして児相は一時保護を解除し、家庭へ戻してしまったのでしょうか。

親子関係の再構築を図る事の難しさは理解できます。しかし、最も優先すべきは保護された子どもの安全です。