沖縄県の保育所に通っていた頃の栗原心愛さん(朝日新聞より)

栗原心愛さんへの傷害幇助の疑いで起訴された母親の栗原なぎさ被告の初公判が行われました。

検察官による冒頭陳述で、父親の栗原勇一郎被告による凄惨な虐待が明らかになりました。

言葉に尽くせません。各紙に掲載されている内容を時系列で集約しました。

※関連記事は本記事末尾の「関連投稿」をご覧下さい。

○1月21日
・勇一郎被告がインフルエンザに罹患して在宅する時間が長くなり、虐待が激化した。
・「心愛の存在自体が嫌だ」と言い、寝室に閉じ込めた。
・トイレにも行かせず、心愛さんは失禁するようになった。
・食事は寝室に運んで食べさせた。

○1月22日
・勇一郎被告が「壁を向いて立っていろ」と言い、心愛さんはリビングの端にずっと立たされた。
・勇一郎被告はソファに座って監視した。

○1月23日
・明け方になぎさ被告がトイレに立つと、勇一郎被告は立ち続ける心愛さんを監視を続けていた。
・勇一郎被告が寝入った隙に心愛さんはなぎさ被告が眠る寝室に入り、「ずっと立たされていた」と話した。
・午前9時に勇一郎被告が起き、心愛さんが立っていないことに気づいた。
・心愛さんを寝室から連れ戻し、立たせて朝食を食べさせなかった。
・勇一郎被告が通院する際に、「風呂場で駆け足してろ」と心愛さんに指示した。
・帰ってきた勇一郎被告は「やっていなかっただろう。換気口から音がしなかった」と言い、足踏みをさせた。
・夕食後に心愛さんは失禁、「どうするんだ」とすごむ勇一郎被告に、心愛さんは「そこで立っています」と答えた。

○1月24日午前
・午前1~2時頃、心愛さんが再び失禁した。
・勇一郎被告は「着替えがないぞ。いつまで立ってるんだ」と詰問し、心愛さんは「午前10時まで立っている」と言わされ、朝まで浴室で立たされた。
・勇一郎被告は「見ていないとすぐさぼろうとする。嘘をつく」と言い、風呂の洗い場で立たせた。
・浴室や廊下が寒いことは分かっていたが、なぎさ被告は「布団をあげなかった」。
・心愛さんは午前中を浴室で肌着1枚で体育座りのような格好で過ごした。髪と肌着は濡れ、肌が透けていた。

○1月24日午後
・午後3時頃に勇一郎被告が「今から5秒以内に服を脱げ。54321」と数え始めたが、心愛さんは脱ぐ力もなかった。
・勇一郎被告はボウルいっぱいに冷水を溜め、心愛さんの頭に3回ほど掛けた。
・「シャワーで流せよ」と言われた心愛さんはお湯を出そうとしたが、勇一郎被告は冷水に変えさせて背中や頭にかけた。
・心愛さんは背中を丸めて震えていた。
・午後4時頃、勇一郎被告が心愛さんをリビングに連れていき、うつぶせにしてプロレス技をかけた。
・午後5時頃、再び失禁した心愛さんに「いい加減にしろ、俺は片付けないからな」と言い、夕食を与えなかった。
・午後9時、心愛さんがなぎさ被告に「トイレに行きたい」と言い、なぎさ被告は「いいよ」と答えた。
・心愛さんは「寒い、寒い」と言いながら、リビングのストーブの前で手を伸ばして当たった。
・お風呂に入った方がいいと言い、なぎさ被告は「服は軽く水洗いして浴槽に掛けておいて」と頼んだ。
・午後9時50分になぎさ被告は心愛さんと寝室に入ろうとしたが、勇一郎被告は「掃除をさせる」と心愛さんを浴室へ連れ出した。
・しばらくすると、壁を叩く様なドンという音が2回したが、悲鳴や叫び声などはしなかった。
・勇一郎被告が「ちょっときて。心愛が動かない」と冷静な様子で言ってきた・
・「え、なんで」と応えて浴室へ行くと、心愛さんは仰向けで青ざめた状態で倒れていた。
・お湯を掛けても反応がなく、脈も確認できなかった。
勇一郎被告は「自分で電話する」と言った。
・心臓マッサージで胸を5~6回押すと、救急隊員が到着した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190516-00000574-san-soci
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勇一郎被告が心愛さんに行った行為は、まるで拷問だと感じました。市販の拷問マニュアルを参考にしたのかもしれません。

異常な所業です。