続報です。

【野田市10歳女児虐待死】風呂で冷水シャワー 傷害容疑で父親逮捕 学校で「父からいじめ」と相談

少しずつ状況が明らかになってきました。

逮捕された父親の栗原勇一郎容疑者は、1年以上前から恒常的に虐待を行っていた疑いが持たれています。

https://www.youtube.com/watch?v=qfHqxIirMj8

逮捕の父「しつけで水」 1年前から暴言や泣き声 野田小4女児死亡

 野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡しているのが見つかった事件で、野田署が傷害容疑で逮捕した父親の勇一郎容疑者(41)が「しつけの一環で水をかけたりした。生活態度を注意したらもみ合いになった」と話し、死亡当日の24日は午前10時ごろから「しつけで立たせたり、怒鳴ったりした。けがをさせたつもりはない」と説明していたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。同署は26日、勇一郎容疑者を送検した。

 また、心愛さんを千葉県柏児童相談所が一時保護したのは、市内の別の小学校に通っていた2017年秋ごろにアンケートで「父からいじめを受けている」と回答したためだったことも判明。近所の住民は以前から、男性が怒鳴る声や女の子の泣き声を聞いていた。

 心愛さんに複数のあざがあったことから、同署は日常的に虐待を受けていたとみて司法解剖して死亡との関連を調べている。

 近くの女性によると、勇一郎容疑者の自宅の方から「うるさいんだよ、お前は」「死ね」「殺してやる」との男性の暴言や、「お母さん怖いよ」などと泣きじゃくる女の子の声が1年以上前から聞こえた。最近ではほぼ毎日怒鳴り声が聞こえ、心愛さんが死亡した24日は、午後6~7時ごろに特に大きな声だったという。

 泣き声をよく聞いたという近所に住む男性(61)も「しつけの一環で女の子を外に出していると思った。こんなことになるとは」と驚いた様子で話した。

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/565917

 近くに住む主婦(48)や男性会社員によると、以前から女児が泣きわめき、「お母さん、怖いよ」と叫ぶ声や、「うるさいんだよ」という男性の声を何度も聞いたという。主婦は「最近も男の人のどなり声と泣き声が聞こえた」と話した。通学先の小学校によると、心愛さんは始業式があった今月7日から欠席していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190127-00050030-yom-soci

近所の人「『うるさいんだよお前は』『殺してやる』『死ね死ね』と言っていて。『ぎゃー』という叫び声が結構聞こえた」

http://news.livedoor.com/article/detail/15933075/

近所には女児が泣き叫ぶ声や男性の怒鳴り声が恒常的に鳴り響いていたのでしょうか。躾を遙かに超えた虐待行為は少なくとも1年以上、実際にはより以前から続いていたのでしょう。

特に学校を欠席していた最近は毎日の様に怒鳴り声が聞こえていました。そして、事件当日の午後6時~7時の間に致命的な虐待行為が行われたのでしょう。

学校は児童相談所等からの連絡によって虐待を受けている可能性を把握していました。しかし、身体検査で身体のアザ等を確認できていませんでした。

 野田市山崎の同市立二ツ塚(ふたつか)小4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡し、父親の勇一郎容疑者(41)が県警に傷害容疑で逮捕された事件を受け、同校は26日午後、臨時保護者会を行うとともに、同校や同市教育委員会の担当者が会見。会見では心愛さんの学校生活などについて、詳しく説明したほか、再発防止を打ち出した。

 同小の杉崎哲実校長は心愛さんについて、「笑顔が優しい子だったのに、悲しい気持ちでいっぱいです」と悼み、肩を落とした。心愛さんは昨年4~10月に学級委員長を務めていたといい、「がんばりやだった」と振り返った。

 心愛さんは平成29年11月、当時通っていた市内の別の小学校で行われたアンケートの結果、勇一郎容疑者からの虐待が疑われる事案があり、県柏児童相談所で一時保護。翌30年1月、二ツ塚小に転校していた。

 同小では、こうした経緯があったため、発育測定の際に心愛さんの体に虐待が疑われるようなあざがないか確認したが、「特に報告はなかった」という。また、転校後、家庭訪問は行っていなかった。

 勇一郎容疑者と心愛さんの母親が参加した昨年12月の保護者面談でも、虐待の兆候がなかったため、特に家庭での心愛さんの様子について、聞き取りなどはしなかったという。

 同市教委の矢部雅彦・学校教育部次長は「これまで以上に子供の見守りを丁寧にやる」として、スクールカウンセラーの設置や関係機関との連携強化といった再発防止策も公表した。

https://www.sankei.com/region/news/190127/rgn1901270019-n1.html

複数の近隣住民が証言しており、虐待行為が無かったとは考えにくいです。身体にアザが残る虐待行為を意図的に避けていたのか、学校側が見落としていたのかは分かりません。

近隣住民等の受け取り方と学校の対応に温度差ががあると感じています。何か大きな情報が欠落している気がしてなりません。

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(1/29追記)
続報です。

【野田市10歳女児虐待死】二ツ塚小学校・柏児童相談所(二瓶一嗣所長)は長期欠席中に一度も家庭訪問せず