(7/31追記)
H31の結果が公表されました。

【学力テスト2019】秋田・北陸3県・さいたま市が好成績、大阪府は下位、大阪市の小6は全国最下位

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昨年に続き、2年連続で衝撃的な結果です。

【2018/8/14追記】H29学力テストで大阪市が全国最下位 分厚い下位層と薄い上位層、国語が壊滅的

平成30年春に行われた全国学力テストの結果が公表されました。全都道府県中、大阪府は小学生が44位・中学生が40位でした。大阪市は政令指定都市内で小中共に最下位という結果でした。2年連続です。

政令市で大阪市2年連続最下位 学力テスト

文部科学省が毎年行う全国学力テストの結果が発表され、大阪府全体では去年より順位を上げたものの、大阪市は、去年に引き続き政令指定都市で最下位だった。

全国学力テストは全国的な児童・生徒の学力を把握するため、小学6年生と中学3年生を対象に行われる。

文科省が、小数点以下を四捨五入して発表した、各科目の平均正答率を足し合わせると、大阪府は、小学生が47都道府県中44位(去年46位)中学生が40位(去年44位)で、去年よりも順位を上げた。一方で政令指定都市については、大阪市が去年に引き続き小中ともに最下位だった。

近畿では、小学生では京都府8位、中学生では兵庫県が9位と、最も順位が高く、滋賀県が小学47位、中学42位でともに最も順位が低い結果となった。

https://www.ytv.co.jp/press/kansai/12425.html

学力テスト 大阪は全国を下回る

小学6年生と中学3年生を対象に行われた、ことしの全国学力テストの結果が公表され、大阪府では、小中学校ともにすべての教科で全国平均を下回りました。

(中略)

今回の結果について、大阪府教育庁小中学校課の桝田千佳課長は、「国語の基礎的な言語能力が、まだついておらず、全教科の成績に影響している。特に理科では、実験の過程を文章で読んでいく問題の正解率が低く、国語力の影響が大きい」と話しています。

【課題は国語力】
大阪府が、大きな課題と捉えているのが「国語」です。全国学力テストは、ことしで11回目ですが、大阪府の国語の平均正答率は、小中学校ともに全国平均を上回ったことは1度もありません。

こうした状況をうけ、大阪府は、子どもたちの国語力の向上に向けて、「ことばのちから」という独自の問題集を作成し、6月、府内のすべての小中学校に配布しました。

学年別に、文法など基礎的な読み書きのほか、広告の内容から自分が求めている商品かどうかを考えたり、集団での討論の方法など、応用力を高める問題も盛り込まれています。

この問題集は、国語の授業などで活用されていて、現場の教員からは、「系統的に項目がまとめられているので、短時間で国語力の向上につながる」といった意見が寄せられているということです。

大阪府教育庁小中学校課の桝田千佳課長は、「学校できちんと系統立てて指導できていなかったことが、国語が弱い原因ではないかと考え作成した。子どもたちの国語の学力の向上につながり、全国学力テストの結果もついてきてくれればよいと思う」と話しています。(以下略)

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180731/0004780.html

問題・結果は教育政策研究所に

学力テストの結果や問題等が掲載されているのは、国立教育政策研究所>教育課程研究センター「全国学力・学習状況調査」です。

教育課程研究センター「全国学力・学習状況調査」

平成30年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料
平成30年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料
調査結果資料:大阪市
調査結果資料:大阪府

全都道府県・政令市中、大阪市が2年連続最下位

大阪市の学力テストの結果は、2年連続で残念な結果に終わりました。特に保育園児・幼稚園児がいる家庭は、「大阪市でこのまま子育てしても大丈夫だろうか?」と心配するのも無理はありません

全国学力・学習状況調査の調査結果は都道府県と政令市が別ページに掲載されています。

そこでこれを合成し、自治体毎の一覧表(ランキング表)を作成しました。(画像版はこちら

国語A国語B算数A算数B理科合計順位
全国7155645260302
北海道705362495929359
青森県755765536231210
岩手県745763516130619
宮城県695362495929260
秋田県77616757663282
山形県715463516230131
福島県725464516030131
茨城県715665526330716
栃木県715563516130131
群馬県715462506129842
埼玉県715462505929651
千葉県705362516129746
東京都74576755623155
神奈川県705464526030037
新潟県725766516030619
富山県74586655643174
石川県76616859663301
福井県76576656643193
山梨県715462506029746
長野県725562506130037
岐阜県725663516130325
静岡県695663516029941
愛知県685261505828964
三重県705463505929651
滋賀県685360495828865
京都府735665536230914
大阪府685263515729161
兵庫県705463525929842
奈良県695363505929457
和歌山県725563516030131
鳥取県715562506029842
島根県685561495829161
岡山県715462506029746
広島県73596654633155
山口県725764526230716
徳島県705461505929457
香川県695864536030422
愛媛県725565546130716
高知県705565536030325
福岡県715563516130131
佐賀県715463516130037
長崎県695462506029555
熊本県715664516230422
大分県725665526330815
宮崎県715462506029746
鹿児島県705364495929555
沖縄県685666526130325
国語A国語B算数A算数B理科合計順位
札幌市715363515929746
仙台市715464526130229
さいたま市74586554633148
千葉市715464526230325
横浜市735666546131012
川崎市725766556131111
相模原市695261485828865
新潟市73596653623139
静岡市725764516030422
浜松市695561516029651
名古屋市675261516029161
京都市74576654643155
大阪市665162495528367
堺市715465525930131
神戸市705364535829842
岡山市715562516130037
広島市725864546231012
北九州市715461506029651
福岡市725664526230619
熊本市705663516230229

大阪市の小中学生の結果は政令都市中で単独最下位(昨年は相模原市と同値)のみならず、全都道府県をも下回っています。つまり「全都道府県・政令市中、小学生・中学生の学力は大阪市が最下位」です。しかも2年連続です。

教科別でも悲惨です。国語A・国語B・理科は単独最下位、算数も最下位から1-2点違うに過ぎません。「大阪市の子供の学力は、どの教科も極めて低い」と言えます。

対照的なのは京都市です。全教科が上位にあり、全国5位となっています。5教科の合計点が大阪市(283点)より32点も高い315点です。一体何が違うのでしょうか。

教科別の細かい数字等は、下記の記事にて掲載しました。

【H30学力テスト】大阪市の国語Aは全国ワースト、算数Aは上位層が薄く中下位層が分厚い

なお、大阪市は学校別のテスト結果を公表しています。大阪市立小学校データベースに平成28年度の結果を掲載しています。近日中にH29、もしくはH30の結果に更新する予定です。