(設置されたばかりのエアコン、大阪市立長原小学校

ひたすら暑い毎日が続いています。自宅でのエアコン稼働率が過去最高となっており、電気代の請求額が恐ろしいです。

恐らくこの暑さは来年以降も続くでしょう。気になるのは学校の教育環境です。この暑さの中、各教室にエアコンが設置されていなければ、授業に集中できないでしょう。

大阪市立の小中学校は、ここ数年の間に全ての普通教室にエアコンが設置されました。子供も先生も快適に授業を行えている様子です。

先日、大阪府内の自治体毎の公立小学校における空調設備(エアコン)の設置率(2017年4月1日)をまとめたツイートがありました。

100%に達している自治体と殆ど設置されていない自治体が鮮明に分かれています。

ただ、このツイートに対して、「今年度設置される自治体が多い」「岸和田市は設置工事をこの夏休み中に終えて、9月から運転開始です」といった返答がありました。

そこで、各自治体のウェブサイトに掲載されている工事予定・入札公告等を備考欄に追記し、各自治体毎のエアコン設置状況を整理しました。

大阪府内(市のみ)の公立小学校エアコン設置率(普通教室、平成30年7月現在)
自治体名設置率(括弧書きは工事完了後)備考
大阪市100%
堺市100%平成29年度中に全校設置
岸和田市1.8%(100%)平成30年夏に全校設置予定
豊中市100%
池田市100%
吹田市98.1%
泉大津市100%
高槻市100%
貝塚市0%(100%)平成31年2学期から全校で供用予定
守口市100%
枚方市100%
茨木市100%
八尾市18.9%(100%)全校設置へ向け工事中
泉佐野市100%
富田林市3.6%中学校は設置済、小学校は予定無し?
寝屋川市100%
河内長野市3.9%中学校は平成30年度から設置予定
松原市3.2%図書室のみ
大東市99.2%
和泉市13.8%中学校は設置済、小学校は平成32年度以降?
箕面市92.0%
柏原市28.3%
羽曳野市2.4%(100%)設置工事中
門真市100%
摂津市100%
高石市91.5%
藤井寺市5.5%(100%)平成31年8月末までに設置予定
東大阪市17.1%(100%)平成31年8月末までに設置予定
泉南市0%予定無し
四條畷市100%
交野市100%
大阪狭山市100%
阪南市100%平成29年夏に工事完了

大阪府内では既に多くの自治体で全ての公立小学校普通教室にエアコンが設置されています。平均気温が全国一暑いとも言われる大阪、猛暑対策は進んでいました。

また、備考欄の記載から分かるとおり、エアコンを昨年・今年・来年に設置する自治体・小学校も少なくありません。

中学校の設置工事が終わったので小学校に取り掛かる自治体もある一方、小中学校へ一斉に設置工事を行う自治体もあります。規模や考え方によるのでしょう。

そうした中、小学校への空調設備を設置する具体的計画が何ら無い自治体もあります。富田林市・河内長野市・松原市・和泉市・柏原市・泉南市です。泉州地方に集中していますね。

私は大阪市民なので、泉州地方の暑さは肌感覚では分かりません。ただ、大阪市内より大幅に涼しいとは考えづらいです。教室で授業を行うのが辛いほどの暑さではないでしょうか。

普通教室にエアコンを設置するには多額の予算措置が必要です。しかし、「金が無い、他に優先すべき政策がある」という理由は、「子供の教育を軽視している」と指摘せざるを得ません。

基礎自治体が行う重要な業務の一つは「義務教育」です。明治の市町村合併は小学校、戦後の合併は中学校の単独設置が目的の一つだったとも聞きます。

尋常で無い暑さ、エアコンがなければ夏場に授業を行うのは困難です。児童の健康や学力にも影響が生じます。

エアコン設置に否定的な首長や議員等は、エアコンがない部屋で仕事をして下さい。子供の仕事は「勉強」です。大人が幼少時代を過ごした大昔とは、夏の暑さが全く異なります。