H29保育所等一斉入所結果分析、第11回は城東区を取り上げます。同区に関する過去の分析記事は「検索:城東区 分析」からご覧下さい。
城東区は市の東部に位置しています。とはいえ中央区・都島区等に接しており、市中心部に通勤しやすい場所です。大半の地域では、JR・京阪本線・地下鉄のいずれかを利用できるでしょう。
通勤しやすい地域では、保育所等に対する需要も増します。
(更に詳しい情報は、大阪市子育て支援施設マップ(非公式)・子育て支援施設データベース・年齢・点数毎の個別結果集約・新設施設情報からご覧下さい。)
市中心部ほどではありませんが、城東区内の保育所等の推定入所最低点は高い数字となっています。
特に1歳児は大半の保育所で200点以上となっています。フルタイム共働きでも希望する保育所へ入所できるか定かでありません。
反面、0歳児と2歳児はやや低めです。0歳児はフルタイム未満の点数であっても入所できる見通しが立ちます。同じ保育所でも1歳児とは20点程度の差が生じている施設が多いです。
「(1)各線森ノ宮・(2)京阪野江駅の周辺に入所しにくい保育所等が集中している」のも城東区の特徴です。
(1)は森之宮保育園です。0-1歳児の最低点は200点、2歳児は201点でした。森ノ宮駅からはJRと地下鉄が利用できます。実質的に中央区と呼べる地域かもしれません。
(2)は野江まつのはな保育園と認定こども園成育児童センターです。両園は入所者平均点が区内で最も高い施設でした。
特に成育児童センターの1歳児最低点は207点と推測され、きょうだいでも入所できなかった児童が生じた恐れがあります。募集数3人に対して第1希望20人でした。
こうした保育所を含み、城東区は区北部・西部でやや入所しにくい傾向が感じられます。
やや入所しやすい保育所等が多かったのは区南部、寝屋川沿いの地域です。地下鉄長堀鶴見緑地線より南、地下鉄中央線より北側の地域です。JR片町線・地下鉄中央線沿線が穴場かもしれません。
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次回以降は福島区・西区・平野区を掲載していく予定です。「○○区の情報を早く知りたい」「○○地区・○○保育所について詳しく」といったリクエストがあれば、問い合わせやコメント欄からお寄せ下さい。
今年からはサイト上に掲載する分析内容を若干抑え、代わりに問い合わせに対する返事を充実させる予定です。
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