2月から大阪市会が開催されています。今回の市会こども教育委員会では、西船場幼稚園再編・教育無償化・待機児童・森友学園等といった、極めて重要な案件が審査される見通しです。

西船場小学校・幼稚園に関する質疑(趣旨)を掲載します。

○岡崎委員
・靫幼稚園へ機能統合、西船場幼稚園敷地を利用して小学校を拡充するのが最善
・住民等へ説明したのは9月から
・西船場幼稚園の廃園ありきを受け取った住民が多い
・プロセス、特区制度の活用について市長の意見を聞きたい

○吉村市長
・全員を集めるのは難しい、地域代表やPTA等へ説明、意見を聞き、行政案を取りまとめた
・過大規模が想定される学校には、早い段階から対応を示していきたい、プロジェクトチーム
・幼稚園、保育所ニーズに対応できる認定こども園が有効、公園活用も検討

○永井委員
・堀江幼稚園の1号定員増員は?

○幼稚園運営担当課長
・1号定員74人増員(内3歳児58名)を調整中

○永井委員
・バス登園は?

○市役所担当者
・負担、他園への影響、運営面の負担
・調整を図っていきたい

○永井委員
・靱公園への認定こども園誘致は?

○こども青少年局長
・誘致できれば良い教育環境が確保できる
・地域や公園利用者の合意が必要

○永井委員
・更にきめ細かい支援策は?

○西区長
・協力して頂ける幼稚園の空き情報、コンシェルジュ、職員研修等を行う

○永井委員
・市長の所見は?

○吉村市長
・現時点では最善の策
・保護者や子育て世帯の不安を払拭しなければならない

○永井委員
・西船場小学校が過大規模となった場合の対応

○吉村市長
・街作りの観点を踏まえながら、対応していきたい
・積極的に関与していきたい

○永井委員
・西区に住んで良かったという所へ繋げていきたい
・子育てしている方に選択肢を提示できるところまで来たのではないか
・廃園は理解できても気持ちは理解しがたい
・会派の委員会協議を経て、27日に意見表明したい

○永田委員
・靱公園の活用、学校施設の増築、西船場小学校の2期増築は?

○吉村市長
・地域等の合意を前提として、靱公園への保育所等の設置の検討に着手したい
・計画性を向上させるべき、より将来を見ていきたい
・児童が急増するエリアの小学校のあり方を考えていきたい
・旧扇町商業高校の敷地活用も検討したい

○江川委員
・西船場小学校が無くなってしまう、実践する場所がなくなる(少し違うかも?)

○吉村市長
・靫幼稚園でも幼小連携の良さは受け継いでいきたい
・幼児教育センター

○江川委員
・市長には現地を見て考えて頂きたい
・子供達の教育最優先の公約を実践して欲しい

各派の態度決定は3月27日に行われる見通しです。

本日は今後、待機児童問題・保育料無償化・森友学園等に関する議案等が審査される見通しです(詳細まで把握できていません)。

質疑詳細は数日後にアップロードされる録画放映をご覧下さい。