大規模マンションが続々と建設される一方、保育・教育施設が明らかに不足しているのが大阪市西区(特に東部)です。西船場小学校増築の為、西船場幼稚園を廃園(靫幼稚園へ統合)する計画が進められています。

平成23年5月では児童数286人・10学級だったが、平成28年5月には477人・14学級となった。平成33年度には推計児童数895人・28学級と、現在の2倍の学級数になると見込んでいる。
教室転用では対応し切れず、校舎の増築が必要となる。

大阪市立西船場幼稚園(西区)の廃園が検討中・・・小学校増築の為

幼稚園保護者が特に心配しているのは、タイトなスケジュールで廃園が決定されようとしている事
児童数が急増する西船場小学校の増築が喫緊の課題であるのは承知している
何度の説明会等を開いたことも知っている
しかし、案内文に「改善案を取りまとめるに至った」と書かれては、結論が決まっている受け止めざるを得ない
理解を求めるだけの説明会、非常に戸惑っているのが実情

【大阪市会】西船場幼稚園廃園に関する質疑&小学校新設は?

遂に夕方のニュース番組「VOICE」(MBS系)の特集コーナー「憤懣本舗」にて取り上げられる事となりました。

10月24日(月)18時15分から、「西船場の人気幼稚園が廃園に?突然の大阪市の発表に戸惑う保護者」というタイトルで放送される予定です。

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(10/24追記)
予定通りに放送されました。一足早く映像を掲載します。番組ウェブサイトへ番組内容等が掲載されましたら、ここに掲載した映像は削除します。

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廃園・統合が検討されているにもかかわらず、来年度の西船場幼稚園3歳児クラスへは定員20人に対して32人の申込があったそうです(統合検討先の靫幼稚園は定員20人/申込52人)。

人口が急増している西区東部では、保育所・幼稚園等が全く足りていません。市立幼稚園は保護者ニーズとの乖離が指摘されていますが、少なくとも西船場・靫幼稚園では十分なニーズがあると言えます。

西船場小学校の学習環境の向上は必要不可欠です。一方、校舎増築の用地確保の為とは言え、唐突に2年半後の廃園を持ち出されたら在園児保護者・入園予定者が当惑するのは当然でしょう。

西区の教育・保育環境の向上は待ったなしです。民間事業者が主導する大型マンション開発に対し、行政が行うべき教育・保育環境の整備は明らかに後手後手に回っています。

る今後の人口推計から必要な小中学校・幼稚園・保育所数等を推計した上で、新増築・統廃合・移転等の考えられる方法を比較検討し、当事者たる子育て世帯を交えて話し合いを進めるべきではないでしょうか。

「西船場小学校の狭隘化を早急に解消しなければならない」という意見は、全関係者が一致する所でしょう。しかし、その方法・スケジュール・進め方等に大いに問題があります。

今晩18時15分からの「VOICE」をご覧頂き、コメント欄や西船場幼稚園を守る会ウェブサイトへ意見を頂ければ幸いです。