MBSの夕方のニュース番組「VOICE」にて、「保育士の不足」が特集されていました。
取り上げられたのは、御堂筋本町ちどり保育園中之島東ちどり保育園を平成26年4月に開所する予定だった、晋栄福祉会です。
上記両園での保育士募集に苦戦している様子が取り上げられています。

 先月1日。
 ある社会福祉法人の内定式が行われました。
 大阪や奈良で、保育所を運営する「晋栄福祉会」です。
 この法人は、来年度2か所の保育所を新たにオープンさせる予定で、保育士40人の採用を目指しています。
 ところが、内定者はたったの4人。
 来年の春までに、あと36人をかき集めなければなりません。
 <晋栄福祉会 瀬崎健二園長>
 「規模的にはかなり高い壁なんですけれども、保育園が開くのを待っている人もいらっしゃるので」
 全国でも「待機児童」の多い大阪市は、来年度、新たに22か所の認可保育所を作るなどして、定員を1,900人増やすことを決めました。
 すでに大阪市内に4か所の保育所を運営している「晋栄福祉会」もこれに手を挙げ、2つの保育所をオープンさせることになったのです。
 新たに作るのは、特に「待機児童」が多い中央区と北区。
 総事業費は、合わせておよそ8億円。
 中央区では、商店街の真ん中に6階建てを建設します。
 <晋栄福祉会 瀬崎健二園長>
 「保育のニーズが高い地域と聞いてましたので、そういう地域でこそ僕らがすべき役割なのかなと思ってやらしてもらっているので」
 まもなく工事が始まりますが、問題なのはそこで働く人。
 保育士を確保するメドはなかなか立ちません。
 (以下省略)
http://www.mbs.jp/voice/special/201311/26_post-396.shtml

最終的には16人を採用しましたが、残りの24人を集めるのは更に難しそうです(詳しくは上記MBSページをご覧下さい)。
この為か建設スケジュールの遅れの為か、両園の開所は平成26年4月に間に合わず、年度途中にずれこむ予定となっています。
他の新設保育所でも多かれ少なかれ同様の事態が発生している可能性があります。