本日2025年1月27日から大阪市全域で路上喫煙が禁止されました。

 4月開幕の大阪・関西万博に向けて、大阪市は27日から市全域で路上喫煙を禁止する。市全域を対象にするのは政令指定都市で初めて。多くの海外客の来場が想定される万博を機に、クリーンな都市をPRする狙いだ。

 市は2007年に路上喫煙防止条例を施行し、違反の場合は過料1千円を徴収してきた。ただ、禁止エリアはJR大阪駅や南海難波駅の周辺など6カ所に限られていた。

 ルール厳格化のきっかけは万博の開催だ。22年に松井一郎前市長が「万博を実施する自治体として、受動喫煙のない大都市をめざす」と、エリアを市全域に広げる方針を決定。昨年3月に市条例が改正され、市全域の公道や公園での路上喫煙禁止が決まった。加熱式たばこも対象となる。

 市はあわせて、駅周辺や公園を中心に喫煙所の整備を進め、万博の開幕までに新たに約200カ所が整備される。喫煙を取り締まって過料を徴収する指導員も、開幕までに100人まで増やす見通しだ。

 また4月には大阪府の受動喫煙防止条例が全面施行される。客席面積が30平方メートルを超える飲食店は、専用の喫煙室を設けるなどの対策をしない限り、原則禁煙となる。(以下省略)

https://digital.asahi.com/articles/AST1T1ST5T1TOXIE041M.html

少しずつ路上喫煙が減少していけば、特に子供や子育て世帯は快適に街中を行動できるようになります。

とは言ったものの、今日も普段と同じ様に路上喫煙が行われていました。行動や考え方が変わるのには時間が掛かるでしょう。

一方で即座に撤去や取り締まりを実施して欲しい喫煙形態もあります。店舗等が店先の公道に勝手に設けた「路上喫煙所(野良喫煙所)」です。店の近くを通る度に、軒先の喫煙者数名が吸っているタバコから大量の副流煙が流れてきます。極めて性質が悪い路上喫煙です。

我が家は大阪市外から大阪市内へ転居した家庭ですが、当時に市内を歩いて強く感じたのは「街中の汚さ」でした。ゴミは減り、街中も幾分かは綺麗になりました。しかしながら、路上喫煙の多さに大きな変化は感じられません。

一部の喫煙者は「路上喫煙の自由」「何処で吸えば良いのか」などと主張していますが、見ず知らずの第三者に有害な副流煙を浴びせる自由や権利はどこにもありません。喫煙は自宅や指定喫煙所等で願います。

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