「高校入試のオンライン出願」が急激に広がっています。大半の私立高校では数年前からほぼ一般化し、そして令和7年度入試からは大阪府公立高校入試もオンライン出願へ移行します。
大半の私立高校は「ミライコンパス」と呼ばれるオンライン出願システムを利用しています(例として同志社香里高校)。
https://www.kori.doshisha.ac.jp/news/online_application_highschool_2025/
公立高校は別の出願システムを採用しています。
https://www.pref.osaka.lg.jp/o180040/kotogakko/gakuji-g3/online-shutsugan.html
オンライン化によって出願に関する全ての出続きがデジタル化されると思いきや、実態は異なる物でした。それどころか各家庭には「パソコン・スマホ・プリンター等の利用」が強く求められています。こうした物品が家庭にないと、出願手続が煩雑な物になります。
私立高校への出願に際しては出願サイト(ミライコンパス)にて「マイページ」を作成し、出願情報を入力していきます。そして「申込内容確認書」を出力し、入力された情報(氏名・住所・出願コース等)が正しいかを中学校が確認します。
「申込内容確認書」は紙へ印刷します。ここでパソコンやスマホ等から出力できる「プリンター」が必要となります。学校からは「プリンターがなければ、コンビニプリント等を利用して下さい。」との説明がありました。しかし、その為にコンビニへ走るのは手間が掛かります。
学校が確認した後、検定料を支払うと受験票が印刷できます。ここでもプリンターが必要となります。なお、添付する顔写真は卒業アルバムの作成の為に写真館が撮影した物を流用します。これは便利です。
公立高校への出願は、ややデジタル化が進んでいます。「申込内容確認書」を印刷する必要がなく、在籍する学校の先生がオンライン上にて確認等を行います。それでも受験票は手元のプリンター、もしくはコンビニプリント等で印刷する必要があります。
我が家はプリンターやコピー機能が一体化された「複合機」を利用しています。パソコンのみならず、スマホやタブレットからも直接出力できます。
特にこうした事務作業では欠かせません。印刷した資料を手にとって正誤確認し、もしも誤りを見つけたら即座に入力し直して再出力しています。
また、中学生の子供はプリンターのコピー機能を利用し、塾から配布された教材や過去問の解答用紙等を複写しています。今日の様な寒い日に徒歩で10分ほど掛かるコンビニへ出掛けるのは億劫です。自宅内でコピーが出来る環境は、学習にとっては間違いなくプラスに働いています。
出願関係書類の作成にも日々の学習にも、プリンター(及びコピー機能を有する複合機)は重宝します。中学生(特に3年生)がいる子育て世帯には強くお勧めします。スマホと比べたら格安です。
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