2025年度新設保育所紹介、第4回は「トレジャーキッズだいとう保育園(都島区)」です。
なお、大阪市内で2024年10月以降に新設開所する保育所等が発表されましたに一覧表を掲載しています。ご参照下さい。
ストリートビュー・基本データ・周辺環境
基本データ | |
仮称 | トレジャーキッズだいとう保育園 |
住所 | 都島区大東町2丁目22-22付近 |
開所予定日 | 2025年4月1日 |
予定定員 | 70名 |
設置・運営法人 | (株)セリオ |
ホームページ | https://www.serio-corp.com/nursery/parents/list/tk_daito/ |
「トレジャーキッズだいとう保育園」は都島区大東町2丁目22-22付近に設置されます。
JRおおさか東線と城北緑道公園の間にある、戸建て住宅と商工施設が建ち並ぶ街区の一角です。こうした目の細かいモザイクタイルを用いた商店(これは薬局)が印象的でした。
設置予定場所は最近まで駐車場(敷地北側)・古い民家(敷地中央部)・空き地(敷地南側)となっていました。空き地が大東第3児童公園に接する部分に新しい一戸建てが建築されましたが、古い民家は撤去されています。駐車場・空き地・民家跡地に保育所が建築されています。
敷地面積は広いです。平屋建ての園舎と園庭が設置できそうな程の広さです。大阪市内でこれだけ広い保育所が新設されるのは珍しいです。こうした土地にはマンションが建設されてしまうケースが多いです。周囲を見渡す限り、高いマンションは見当たりませんでした。
陽当たりも良好です。東・南・西に日照を遮る様な高い建物はありません。日照に難がある保育所等が増えている中、この陽当たりの良さは羨ましいぐらいです。
周辺道路の交通量は少なめです。保育所から道路を挟んだ場所にJRおおさか東線が通っています。しかしながら列車の運行頻度が少なく(上下合わせて1時間で8本程度)、近くに城北公園通駅がある事からゆっくりと通過します。電車の騒音は控えめにしか聞こえてきません。
付近を散策した当日は、建物の基礎部分の工事を行っていました。若干深めに掘り返していたのが少し気に留まりました。ここに2階建の園舎を建設します。
設置予定図によると、敷地内に小さめの園庭を設置するとされています。
しかし、園舎の建築面積は敷地面積の半分程度しかありません。予定図よりもっと広い園庭が設置される可能性があります。園児が自由に遊べ、華や野菜等を栽培できるのは自園地上園庭の大きなメリットです。
隣接する大東第3児童公園で遊ぶ日もあるでしょう。遊具は少ないものの、十数人の園児が遊べる程度の広さはあります。
最寄駅はJRおおさか東線城北公園駅です。園から徒歩7~8分程度で辿り着けます。まだ5年前にできたばかりの、新しい駅・路線です。北へ向かえばJR淡路を経由して新大阪・大阪駅へ直通できます。同路線の開業により、この地域の交通利便性は劇的に向上しました。
運営法人・設置予定地域の保育事情
トレジャーキッズだいとう保育園を設置・運営するのは(株)セリオです。法人本部は大阪市北区堂島にあります。全国各地で保育所等の運営や放課後事業(学童保育等)を担っています。大阪市内にも数多くの直営施設や受託運営施設があります。
都島区の保育所等への入所状況は落ち着いています。コンスタントに保育所等を新設し続けた一方、少子化の進行等によって新規入所申込数は減少傾向にあります。1歳児入所倍率は約1.1倍と相対的に低くなっています。
本保育所を第1希望として申し込んだ人数は、募集数を一定程度下回っています。周辺他園への申込みも落ち着いている事から、本保育所への第1希望申込者はほぼ全員が入所できると推定できます。
また、JRおおさか東線を挟んだ東側は旭区です。同区は保育所等が著しく不足しており、大阪市内で最も入所しにくい区の一つです。旭区から線路を潜り、同保育所へ通うのも一つの方法です。