H31新設保育所紹介、第17回は「トレジャーキッズてんのうでん保育園(城東区)」です。
なお、「大阪市内で平成30年秋以降に新設・開所する保育所等を集約しました」に一覧表を掲載しています。ご参照下さい。
ストリートビュー・基本データ・周辺環境
基本データ | |
仮称 | トレジャーキッズてんのうでん保育園 |
住所 | 城東区天王田13-4? |
開所予定日 | 平成31年4月1日 |
予定定員 | 80名 |
設置・運営法人 | (株)セリオ |
ホームページ | https://www.serio-corp.com/nursery/parents/list/tk_tennouden/ |
トレジャーキッズてんのうでんは、大阪市城東区天王田13-4付近に設置されます。城北川と平野川放水路が交わる一角に近い場所です。
最寄駅はJR・地下鉄鴫野駅です。とは言え、歩くと15分近く掛かってしまいます。自転車で移動する方が多いと感じました。
以前は駐車場として利用されていました。現在は影も形もありません。
3月下旬時点では、園舎の建築工事はほぼ終了していました。
残りは園庭等の外構部分と、什器備品等の搬入・設置でしょうか。開所ギリギリまで作業が行われそうです。
園児が走り回って遊べそうな園庭ですね。遊具はこれから設置されるのでしょう。
少し気になったのは、周囲の交通環境です。
同保育所は城北川とJR(おおさか東線・学研都市線)に南北を挟まれ、そしてすぐ北は楠根川跡と思われる入り組んだ小路が連なっています。
その為か、城北川を掛かる天一橋・天二橋等の自動車交通量が多いと感じました。特に朝夕の通勤時間帯は顕著でしょう。
また、この地域の道路は歩車が分離されていません。天一橋等も同様でした。子供と一緒に橋を渡る際には細心の注意が必要でしょう。
同保育所から最も近い公園は、城北川(下記写真右側)を越えた天王田公園(下記写真左側)でしょう。
しかし、上記の理由から、積極的に利用しづらいと感じました。
外遊びに利用するのは、恐らく北にある天王田楠根公園でしょう。園からは路地裏を歩いて安全に辿り着けます。
細長い公園で、楠根川の流域跡を忍ばせます。
桜のつぼみが膨らみはじめ、お花見の準備をしていました。園児が混ぜてもらうと楽しそうです。
運営法人・設置予定地域の保育事情
トレジャーキッズてんのうでん保育園を設置・運営するのは、(株)セリオです。
本社は大阪市北区にあり、人材派遣事業・放課後事業(学童保育)・保育事業を営んでいます。大阪市内でも複数の保育所を運営しています。
城東区は0歳児・2-3歳児は比較的入所しやすい地域です。
しかしながら1歳児は定員が不足しています。今春の入所では少なくとも100人の1歳児が保留となった見通しです。
ただ、同園は駅からやや遠く、かつ川沿いにあって地域が遮断されている事からか、H31一斉入所での第1希望者は定員を大きく下回りました。鴫野駅を利用する方は登園しづらいかもしれません。
とは言え、周囲はファミリー向けの住宅が非常に多いと感じました。今後数年間を掛けて、徐々に充足していくのでしょう。