(手前から直進して右折した軽乗用車が保育園児と接触した事故現場、グーグルストリートビューより)

大津市で起きた死亡事故を思い出しました。千葉県市原市で交差点を右折した軽乗用車が散歩中の保育園児の列に突っ込みました。園児・保育士各1人が重傷、4人が軽傷です。

きょう午前10時ごろ、市原市青柳北の交差点で「軽乗用車と歩行者の事故」と通行人から119番通報がありました。

警察によりますと、保育園児と保育士が横断歩道を歩いて渡っていたところ、右折してきた軽乗用車が突っ込んだということです。

消防によりますと、この事故で保育園児4人と保育士2人のあわせて6人がはねられ、このうち3歳の男の子と24歳の女性保育士が重傷だということです。ほかの4人はいずれも軽傷です。

警察は、軽乗用車を運転していた70代の女を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。(以下省略)

https://news.yahoo.co.jp/articles/53b9b479826ffef55cd5afd79cedb9e5b417868b

 被害に遭った園児が通う保育園によると、普段から2歳児クラスが10分程度の散歩をしており、9日も園児たちが散歩用のロープを握って歩いていたという。

 署は軽乗用車を運転していた70代の女を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。当時は園児8人と職員とみられる3人が歩いていたという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS790S7QS79OXIE00CM.html

事故が起きたのは、市原市青柳北にある交差点です。潮見通が交わっています。

事故映像等を見る限り、交差点を西行きから右折して北上しようとした自動車が保育園児の列に突っ込んだものだと考えられます。

事故当時は保育施設から散歩に出掛けていたそうです。1歳児とは異なり、2歳児はしっかり歩ける年代です。両端を保育士が保持しているロープを園児が持って歩いていました。

散歩には園児8人と職員3人が参加していました。半数の園児と大半の保育士が車にはねられました。一時停止せずに突っ込んできた車に気付き、園児を避難させようとしている最中だったのかもしれません。

横断歩道を渡っている最中は、行き交う自動車に注意していた筈です。しかし、一時停止せずに突っ込んでくる自動車を避けるのは困難です。

6人はいずれも意識がありますが、園児1人と保育士1人が重傷を負いました。本当に痛ましい事故です。

過失運転傷害の疑いで70代女性が現行犯逮捕されました。私にも同世代の親がおり、日常的に車を運転しています。そろそろ免許を返納して欲しいのですが、難しいのが実情です。せめて衝突防止機能等がある「サポートカー」に乗車・運転させたいと考えているところです。

(追記)
園児1名は頭蓋骨骨折の重傷でした。歯が欠けた園児もいるそうです。被害は深刻です。最悪の事態を招いても不思議ではない事故です。

この事故で保育園児4人と保育士2人の男女あわせて6人がけがをし、このうち、3歳の男の子が頭蓋骨骨折の重傷です。

当時、園児たちは散歩中で、園児は2列になって、その前と後ろを保育士が歩いて横断していたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bb2d9042ca0ceb89534f435e08e3728d0e88704