令和6年度(2024年度)大阪市保育所等一斉入所(2次調整)の受付期間は2024年2月9日(金)までです。今週末までです。
1次調整とは異なり、2次調整は全ての保育所等が募集を行うわけではありません。また、保育所等を見学・比較検討する期間が限られています。
「自宅から通える範囲の保育所等にどうしても2次調整で入所したい」という方に対し、当サイトでは下記の様な案内・提案を行う事が多いです。
真っ先にお伝えするのは「候補となるエリア」です。自宅や最寄駅周辺にある保育所等は限られてしまいますが、隣接駅や隣接区まで含めると候補が増えます。
例えば「地下鉄で2駅先の保育所等まで自転車で登園し、駅前の駐輪場に自転車を停めて出勤する」という方法も取り得ます。
大阪市内の大半の地域は平野部にあり、2-3人が乗車出来る電動自転車の利用率も上昇しています。やや離れた地域にある保育所等にも通いやすくなりました。
点数に自信がある方(少なくともフルタイム共働き+加点)に対しては、「2次調整で募集予定がない保育所等も候補に」と伝える事もあります。
点数が高い方は殆どが1次調整で決定します。つまり、2次調整は相対的に点数が低い方の申込が増えます。
大阪市の保育所等調整基準で最も重視されるのは「点数」です。第1希望・190点より、第5希望・200点の申込者が優先されます。
一定以上の点数があれば、2次調整では下の方の希望順位に記した保育所等でも入所できる可能性が高まります。
そこで「どうしても入所したいが、2次調整の募集予定は無い」等の保育所等を第1希望等に記し、下位希望で2次調整で募集を行う保育所等を記入します。
たまたま1次調整の辞退者や年度末の退所者や現れたら、第1希望の保育所等に内定する事もあります(可能性は低いです)。たとえ第1希望で募集が行われなくても、下位希望の保育所等で内定が出ます。
以前と比べ、最近は育休延長を選択する方も増えています。育休延長制度の存在が普及し、理解が広がった様に感じます。我が家がお世話になっている保育所等でも「育休を2年間取りました」という話をしばしば聞きます。
企業主導型保育や認可外という選択もあります。市内中心部には非常に多くの施設がありますが、隣接部や周縁部となると極端に乏しくなってしまいます。特に今年は中心部に隣接する区で入所倍率が高止まりしており、入所難が予想されます。
企業主導型保育や認可外保育に関しては情報や口コミが集まりにくいのが難点です。区役所も詳しい情報を有していません。中には園児が集まらず、閉園する施設もあります。
何としてでも避けて欲しいのは、「4月からの保育先が決まらない」という事態です。幸いな事に大阪市内には数多くの選択肢が存在します。地域や施設を広げて考えるのがコツです。