大阪・関西万博は開幕500日前となりました。遂にチケット販売が始まりました。
万博開幕を延期するのであれば、チケットの販売開始前が一つのリミットでした。分水嶺を越えました。
工事遅延によって開幕延期を決断するのであれば、関係国のみならずチケット購入者にも多大な迷惑を掛けます。
前売りチケットを購入するには「万博ID」を登録しなければなりません。IDの登録方法は一般的なサイトと同じです。但し、入力前に長すぎる利用規約と個人情報保護方針(末尾まで強制スクロール)を読まされます。
ログイン時に躓いたのは「本人確認の設定」です。過去に様々なサイトでID等を登録しましたが、こうしたメッセージは初めてです。
万博IDの登録には「生体認証、パスコード、パターンやPINなどの画面ロック解除機能を設定済みの端末」が必要とされています。
パソコンからスマホに切り替え、Google AuthenticatorからQRコードを読み込み、ワンタイムパスワードを入力し、ようやくログインできました。
チケットは本当に発売されています。いつでも入場可能な1日券です。
大阪市は4歳~17歳の子供に配布する予定の夏パスです。
決済方法はクレジットカード、もしくはコンビニ払いが選択できます。選択後に必要な事項(カード番号等)を入力し、手続きが完了します。
購入手続で支障を感じたのは、万博IDの登録でした。利用規約は最後までスクロールしなければならず、個人情報保護方針は別画面に推移して読まされます。ブラウザ操作に不慣れな方が登録作業を行うのは難しいです。
私は大阪市から子供に配布されるチケットの種別等が確定してから、前売りチケットを購入します。もしも夏パスが配布されても、酷暑の夏休み中に万博会場へ出掛ける気はしません。