2024年度保育所等一斉入所申込状況分析、第2回は北区です

※10月末に発表された数字に基づきます。保育士等優先利用数は申込者数に含んでいます。


昨年と比較し、入所倍率が0.1倍以上増加した箇所はオレンジ、逆に0.1倍以上減少した区は水色、また入所倍率が2倍を超えた箇所は赤で表示しています。

0歳児は過去最低倍率、1歳児は極一部に希望集中

北区の申込数は前年より43人減少し、704人となりました。1歳児・3歳児が大きく減少した反面、2歳児や4歳児が微増しています。募集数は111人減少の838人となりました。新設保育所が乏しいのが主な理由です。

年齢別の倍率も大きな変化はありません。強いて言えば2歳児が申込増・募集減により、昨年より入所しにくくなっています。

依然として特定の保育所等に第1希望が集中しています。

0歳児で入所倍率2倍を超えたのは、昨年に引き続いて天音つばさ保育園(3倍)でした。新設3年目となり、第2子や第3子の入所希望者が集中していると予想されます。きょうだい関係がある児童でも全員が入所できない恐れがあります。

ただ、区全体の0歳児入所倍率は過去最低の0.62倍です。過去最高だった平成25年度(1.26倍)の半分以下です。特定の地域に申込者が集中している状況でもありません。第1希望に拘らなければ、全員が入所できる見通しです。

これと比べ、1歳児は厳しい状態が続きます。2倍を超えたのは音色つばさ保育園(18.5倍!)・金蘭会保育園(5.33倍、優先入所あり)・さくらんぼルーム・えがおの森保育園どうしん・明の守なかざき園(3.33倍)・あい・あい保育園大淀中園・天音つばさ保育園・ポピンズナーサリースクール扇町です。

経験上、1歳児で入所倍率が3倍を超えると、何らかの加点が無ければ入所するのが困難となります。倍率や募集人数によっては、フルタイム共働き+きょうだい加点があっても入所できないケースが生じます。

一般的に6年保育を行う保育所等に第1希望が集中しますが、北区はその中でも特定の保育所等に第1希望が殺到しています。何らかの加点が無ければ、第2希望を第1希望に繰り上げる変更も検討して下さい。

今後の予定&運営支援のお願い

今年も各区毎の申込状況等を分析し、様々な情報等を掲載する予定です。

「○○区の情報を早く知りたい」「××保育所は昨年より入りやすいの?」等のリクエストがありましたら、記事へのコメントや問い合わせからお寄せ下さい。現在も体調不良が続いています。お時間を頂く場合がありますが、ご了承下さい。

同時に、皆様に運営支援へのご協力をお願いしています。

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