大阪市内の各小中学校のウェブサイトにて、令和4年4月に各学校で行われた全国学力・学習状況調査の結果が公表され始めています。ざっと見たところ、既に半数以上の学校で掲載されています。

ただ、各学校のウェブサイトは入り組んでいて、掲載されているページも学校毎に違います。簡単に見つけるには、グーグルにて「site:swa.city-osaka.ed.jp 全国学力 令和4年度 学校」と検索するのが容易です。

例年と同じく、今年も各学校毎の点数には大きな開きがあります。各学校毎の教員の質や指導方法に優劣があるからではなく、その地域に居住している子育て世帯の所得や両親の学歴、そして居住する地域を決定づける地域性に大きな原因があると考えています。

ここ10年ほどの大阪市内の人口流動等を見ていると、子育て世帯が流入している地域とそうでない地域はハッキリと分かります。

また、大阪市は各中学校毎の進学先も区役所ウェブサイトで公表しています。学力・学習状況調査の点数が高い学校は文理学科設置校等への進学者が多く、そうでない学校は低い結果が明確です。

昔は勉強熱心な学校とそうでない学校が口コミレベルで流れていましたが、大阪市内では数字で示されています。どの学校や地域を選ぶかは各家庭の選択です。

高校進学を考えると頭が痛いです。教育費負担がずしりと重くなり始めました。