軽い熱中症になってしまいました。
切っ掛けは保育所へのお迎えでした。夕方になっても直射日光が厳しい日でした。6月下旬以降は日傘を常用し、日光を遮るようにしています。
それでも異常に蒸し暑かったのを覚えています。実はここ数日の大阪は湿度が60%を切らず、夜22時頃には80%を越えています。日傘をさして少し歩いただけでも、汗が噴き出るほどでした。
違和感を感じたのは帰宅直後でした。足取りが覚束なく、ふわふわした感じがありました。身体の中が暖まっている感覚もありました。暑い屋外を歩いてきただろうと判断しました。コップ2杯の麦茶を飲みました。
冷房を入れようとしたのですが、既に学校から帰宅していた上の子が「風が通って涼しいからクーラーは掛けなくて良いよ」と返事があり、冷房は掛けずに扇風機を回しつづけました
普段なら子供の相手をしながら夕食を作り出すのですが、何故かやる気が出ません。ぼーっとしてしまい、椅子からなかなか立てません。このままでは子供の晩ご飯が無くなってしまうので、力を振り絞って立ち上がりました。
包丁を持つのも一苦労でした。力が思う様に入りません。野菜を切るのも一苦労です。おかしいと思いながらも休めず、ただ指を切らないようにと、ゆっくりゆっくり包丁を使いました。
晩ご飯の準備にメドが立ち、鍋に火を掛けている間は椅子に座って休む事にしました。ここでも身体の内部の熱さが止まりません。扇風機の風を直接浴びると涼しいのですが、今度は足先や指先が寒くなってきました。少しずつ震えが出始めました。
少し風に当たりすぎたと思って扇風機をずらすと、今度は途端に身体中が熱くなってしまいます。やっぱりおかしいです。体温感覚に異常が生じていると自覚しました。
調子は少しずつおかしくなっていきました。今度は椅子から立てません。軽い頭痛も起き始めました。上の子に指示を出し、鍋の火を消させ、配膳するようにお願いしました。
食事も全く進みません。食べられたのは普段の3分の1程度でした。暑さで食欲が落ちているとしても度が過ぎています。半分ほどは食べましたが、残りは残しました。
この頃になると少しは楽になりましたが、やはり普段とは違った感じです。移動するのに通常の何倍ものエネルギーが必要な感覚です。身体の熱っぽさと手足の寒さは続いています。
熱中症と言う事に気づかぬままに子供と一緒に就寝し、夜中に起きて溜まった作業を片付けました。このところはずっと忙しく、睡眠時間が非常に少ない日が続いていました。
熱中症という可能性を考えなかったのは、直射日光に殆ど当たらない生活をしている(専ら屋内、外出時は日傘)、人が近くにいない屋外ではマスクを外す、水分はしっかり摂っている、就寝時はエアコンを掛けて等、適切な対策を行っていた為です。
ようやく回復したのは翌朝でした。でも、頭や身体がぼーっとした感覚は脱け切りません。
今年の暑さは異常です。まだ6月です。これだけ対策をしていても、熱中症になってしまいました。皆様もお気をつけ下さい。
お疲れ様でした。大事になさってください。
これだけ症状が出ても気づかないというのは本当に恐ろしい。
注意喚起有難うございます。