大阪府内の新型コロナウイルス感染者は前週比減少が続いています。一方、その中で子供が占める割合は上昇しています。

大阪市立中大淀幼稚園で幼児5人が感染しているのが明らかになり、今日5月31日から6月2日まで臨時休業を行っています。

https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000509375.html

遡って確認したところ、5月25日に教職員が感染した旨が掲載されていました。

 この度、本園の教職員が新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明いたしました。これを受けまして、感染の拡大防止の対策を図るために保健福祉センターや教育委員会、こども青少年局と連携してまいりました。   
その結果、本園に濃厚接触者はいないこと、本園が消毒等指導の対象にあたらないことの判断が示され、園の安全が確認されております。つきましては、明日以降も引き続き、通常通りの保育を行います。(以下省略)   

https://osaka.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2780012&type=1&column_id=27932&category_id=1046

今回の集団感染と先の教職員の感染に何らかの関係があるかは分かりません。

同一学級・同一学年内での感染でしたら、学級閉鎖・学年閉鎖で済ませてしまいます。臨時休業と言う事は、複数の学年や教職員から感染者が確認されてしまったのでしょう。

子供(特に未就学児)の感染を防ぐのは非常に難しいです。幼稚園や保育所等では集団生活を送っています。狭い距離に多くの園児が集まり、距離を確保するのは困難です。

コロナ対策の切り札たる「ワクチン」は4歳以下は接種できず、5歳児以上も接種率が伸び悩んでいます。

【コロナワクチン】大阪府の5歳~11歳接種率は全国平均の僅か40%(5/1で5.6%)

それに加え、先日は政府から熱中症対策に伴う脱マスクが強く打ち出されました。保育園や幼稚園等では原則着用しない事となりました。

中大淀幼稚園での集団感染は、この様に対策を緩めている最中に発生しました。5月31日までに公になっているのは教職員(恐らく1名)・園児5人ですが、更に拡大する可能性が否定できません。

繰り返しとなりますが、未就学児の感染拡大を防ぐのは困難です。マスク・ワクチンといった、強力な対抗策を備える事が難しいです。日々の健康管理を徹底するしかありません。

先日、お世話になっている保育園の先生が「これだけコロナ感染者が減少しても、やっぱり大人数での会食は怖い。もしも感染したら、園や子供に迷惑が掛かってしまう。できない。」と話していました。

この間隔は私も同じです。自分だけならともかく、子供や保育園・学校に波及してしまいます。旅行はまだしも、屋内でマスクを外すシチュエーションは未だ避けたいです。

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