心配されていた通り、大阪市立・大阪府立学校で新型コロナ感染症による臨時休業が相次いでいます。
8月25日に大阪市立鷺洲小学校・加島小学校・平野北中学校・梅香中学校・生野工業高等学校・新北野中学校、大阪府立18校で陽性者が確認されました。26日は臨時休業を行っています。
https://www.pref.osaka.lg.jp/hokentaiku/hoken/rinjikyuugyou.html
大阪市立学校の感染者の大半は大人ですね。子供が感染する事例はまだ少数に留まっています。
大阪府立学校では大塚高等学校・みどり清朋高等学校・堺西高等学校・八尾高等学校で複数の感染者が確認されています。この内の何校かでは、以前にクラスターが発生しました。
同じ府立学校と言っても、感染者が頻繁に発生する学校とそうではない学校に二極化されていますね。地域性・学生の行動特性・学校の雰囲気等、様々な要因が絡み合っているのでしょう。
なお、岸和田市立産業高校でもクラスターが発生しています。
保健所の疫学調査に伴う見解に沿って、関係者にPCR検査を実施してきたところですが、クラス活動によるクラスターが発生し、現在、クラス内で計5名の陽性者が判明しています。そして、感染拡大に関する状況把握を保健所の指導のもとで引き続き実施しているところです。
高校では部活を中止したので、部活を原因とするクラスターの発生は概ね防げるでしょう(闇部活は防ぎきれませんが)。
明日以降も臨時休業する学校が続きます。
市立府立の休校に驚きました。こちらは堺市ですが、複数名感染者がいても、クラスターでない限り休校になりません。かと言って、クラスターでないので陽性者がでても教師でない限り公表されません。すでに新学期は始まっていますが、複数人の陽性者、自宅待機者がいることを児童生徒、保護者の知る術がない状況です。せめて大阪府下でも休校の基準が違うことを知っていただきたいです。
コメントありがとうございます。
市町村毎によって臨時休業を行う基準は異なっていますね。
施設名の公表基準も違います。
近い内に文部科学省が統一ガイドラインを公表するので、それに準ずる形で統一されるのではないかと見ています。
堺市の感染者は大阪市の1割強なので、相当数の教職員や児童生徒が自宅待機を余儀なくされている筈です。
しばらくは高止まりが続くと思います。